ダムで地震備え対応確認 大町北陸整備局管内の防災訓練
 大町市の国土交通省大町ダム管理所(杉本利英所長)で3日、北陸地方整備局情報伝達訓練に合わせた防災訓練が行われた。事前に予知できない地震に備え、対応を再確認した。
 同訓練は北陸地方整備局本局と管内全事務所の災害対策室などで、いっせいに机上訓練を実施。テレビ会議などのITを活用した情報共有化システムを用い、非常時の情報伝達につながる訓練を行った。
 新潟県北部で午前9時に最大震度6強の大地震が発災した想定で訓練した。大町ダムでは震度4を記録した想定で、当初30分以内に外観から破損がないかを確かめる1次点検を実施。その後、3時間をかけてダムの破損や機器の異常などがないか2次点検で詳しく調べ、本局に報告した。職員9人が、土木や電気など他の領域の専門分野も含め、非常時の対応を確かめた。
夏祭り気分で交流 高瀬中と安曇養護中学部

 池田町の高瀬中学校1年生33人と安曇養護学校中学部1〜3年生46人は、本年度2回目の交流を2日、養護学校で行った。夏祭りにちなんだ出し物を楽しみながら、交流を深めた。
 1学期に行った第1回目は、レクリエーションやゲームを通して交流を図った。事前に双方でビデオレターや写真を交換し合うなどして、準備を進めてきた。今回は、養護学校の生徒が学習や遊びの中で楽しんだものをと企画した。後半は高瀬中で、全4回の交流を行う。
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9月の一覧

2014年9月4日(木)付


地域と触れ合う学習まとめ 大町仁科台中3年生が奉仕活動
 大町市の仁科台中学校3年生が3日、総合的な学習の時間「仁科タイム」のまとめとして、地域への奉仕活動を行った。187人の生徒が1年間学んだテーマごとに分かれ、草取りやごみ拾い、公園やキャンプ場の整備、福祉施設などと交流した。
 3年生は、1年生で「地域を知る」、2年生で「地域に学ぶ」をテーマに学習。今年は人口減少が続くふるさとのためにできることは何か?ときらり☆おおまち未来予想図プロジェクト≠掲げて活動している。
 スイーツふるまい隊、環境整備隊、定住促進サポート隊、観光PR隊などが市内各地に出動。商店街盛り上げ隊の5人は市のマスコットおおまぴょんとともにそろいのTシャツで商店街を歩き注目を浴びた。
散策客などでにぎわう 大町 中山高原ソバの花満開
 大町市の中山高原で、ソバの花が満開を迎えている。
 白いソバの花が咲き乱れる起伏のある美しい高原。久しぶりに青空となった2日には、NHK連続テレビ小説のロケ地にもなった信州らしい風情ある眺めを求めるカメラマンや散策客などでにぎわった。
 ソバは地元の菜の花農業生産組合(竹折敬喜組合長)が栽培。菜の花とともに地元の特産品作りに役立てる。副組合長の種山博茂さんは「赤い実がちらほら入り始めた。花は今週末が見納め」と話していた。
市制60周年に大町を発信 シンセ奏者喜多郎さんが市長表敬

 大町市にゆかりのある世界的なシンセサイザー奏者・喜多郎さんは2日、市内で開くコンサートと北アルプス奉納太鼓を前に、大町市役所に牛越徹市長を訪ねた。「市制60周年に大町を発信できれば」と意気込みを話した。
 喜多郎さんは「生活から出てくる日本の精神文化を大事にしなければ。大北から発信すれば、世界からやってくる」と述べた。牛越市長は「文化の最先端にいる方々が地域づくりを支えていただいている。喜多郎さんは八坂で活動されたありがたいご縁があり、地域のためにぜひお願いしたい」と期待を述べた。
自己ベストめざして熱戦 白馬村で陸上選手権大会

 白馬村の白馬中学校グラウンドで31日、「第35回白馬村陸上選手権大会」(村体育協会主催)が開かれた。小学生から一般までの幅広い世代の160人余が参加し、トラック種目とフィールド種目で自己ベストめざして熱戦を繰り広げた。
 トラック競技は60b走、100b走、千b走、1500b走、フィールド競技はボール投げ、ジャベリックスロー、砲丸投げ、走り高跳び、走り幅跳びを実施。選手たちは練習を積み上げてきた成果を存分に発揮して健闘した。懸命に頑張る選手たちの姿に、応援に訪れた家族や仲間たちから大きな声援が送られていた。