2014年9月12日(金)付


めでたい長寿祝う 大町市 牛越市長が敬老訪問

 敬老の日を前に、牛越徹大町市長は11日、市内最高齢と本年度中に100歳になる高齢者7人を祝賀訪問した。明治、大正から昭和、平成の時代を生きたお年寄りの、めでたい長寿を祝った。
 牛越市長は「高齢者の方がお元気でいられ、デイサービスを便利に使っていただいていてありがたい。達者で過ごしていただきたい」と祝った。
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9月の一覧
広いスペースでゆったり 大町岳陽高校 新校舎の完成近づく
 大町市の大町高校の敷地内で建設が進んでいる、市内2高校を統合して発足する新高校・大町岳陽高校(仮称)の南校舎の完成が近づいている。工事のための覆いも少しずつ取り払われ、沿道からも外観が見えてきた。
 ベージュと茶色を組み合わせた真っさらな外壁と、石の色を思わせるエントランスが確認できる。吹き抜けの玄関ホールなど開放的なつくり。新校舎には管理部門と特別教室が充てられ、10月8、9日に引っ越しが行われる。11月には内覧会も行われる予定。
 新校開設の準備を進める大町高校の横川秀明校長は「広いスペースでゆったりした素晴らしい校舎。生徒も早く入りたいと言っている。なんとか地域に根差した学校にしたい」と話した。
復興支援のヒマワリ収穫 松川のふれあい会作業に汗
 松川村板取の有志らは9日、東日本大震災の被災地復興支援「ひまわりプロジェクト」のためのヒマワリの収穫作業を、同地区西部の畑で行った。ふれあい会のメンバーら15人が集まり、作業に汗を流した。
 「農地水環境保全組合 乳川の里」が管理する5eほどの畑で行った。2b以上の高さに成長した約5000本のヒマワリを次々と鎌で切り倒し、びっしりと種をつけた直径10a以上の頭花を手際よく箱詰めし、軽トラック3台分を収穫した。
 同プロジェクトは、福島市の特定非営利活動法人シャロームが実施する。種からヒマワリを育て、採れた種を送り返す。種は現地で食用ヒマワリ油として精製され、売り上げは被災者支援活動の運用資金として活用される。呼びかけ人の榛葉良子さんは、知人からの声掛けに応じて、景観づくりの一環として利用していた畑でヒマワリの栽培を始めた。村を訪れた修学旅行生らが6月に種をまき、同組合員らが管理してきた。
アイの生葉で藍染め体験 大町草木染め研究会が講習会

 大町市の信濃大町草木染め研究会(太谷優子会長)は9日、「草木染と花染めの違い」と題した講習会を開いた。県の地域発元気づくり支援金事業の一環。
 同会は農具川のアヤメを使った花染めを中心に、地域の植物で染める草木染の特産品化を目指している。この日は会員のほか一般からの参加者など13人が、長野県短期大学で助手として植物色素を専門に研究する小林優子さんの講義を聞き、草や花の持つ色素の基礎知識などを学んだ。色素の定着や思い通りの色を出す課題の克服につなげる。
よりどころ守り継ぐ 大町 木崎稲荷神社鳥居57年ぶり新調
 大町市平木崎の木崎稲荷神社(中村英憲・氏子総代)の鳥居が57年ぶりに新調された。氏子の木崎住民が積み立てた浄財で、構想から10年で完成した。鳥居しゅん工清めはらいの神事が11日、現地であり、氏子や自治会役員ら10人が出席。参道先に堂々と鎮座、装いを新たにした鳥居の鮮やかな「朱」に、地域のよりどころである同神社を守り継ぐ決意を新たにした。
 これまでの鳥居は、昭和32年に改築されたもので、老朽化が進み倒壊の恐れが懸念されたことから、氏子総代が中心となり10年ほど前から新調に向けた準備を進めてきた。