2014年9月14日(日)付


北アの麓で山に親しむ 大町初の山岳フェス

 北アルプスの麓・大町市で初の「信濃大町山岳フェスティバル」(実行委員会主催)が13日、開かれた。大町公園一帯を会場に、ステージイベントや大町山岳博物館、県山岳総合センターでのイベントが行われ、秋らしくなってきた大町で北アルプスを一望しながら山や自然の素晴らしさを感じた。
 同イベントは、「信州山の日」制定元年となることし、山に感謝しながら、観光事業の発展を図り、山に親しむことなどを目的に開催した。
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9月の一覧
北ア清流の川魚味わって 大町市漁協連 アユやイワナ格安販売
 大町市漁業協同組合連絡協議会(猿田勝文会長)は13日、北アルプスの清流で養殖した地元川魚を格安で提供する恒例イベント「第28回淡水魚の日」をザ・ビッグ信濃大町店正面入口前で開いた。活の良いアユやイワナなど求め、多くの買い物客が詰めかけ、年に一度の淡水魚の市は活気付いた。
 地元淡水魚のおいしさを知ってもらい、消費拡大につなげようと、同協議会を構成する青木、木崎、北安中部の3漁協が養殖したシナノユキマス、ヒメマス、木崎マス、アユ、イワナ、ヤマメ約4000尾を販売した。
 特設の販売テント前には、買い物客が後を絶たず、いけすの中で泳ぐ新鮮な川魚を購入していった。
笑って楽しく健康に 白馬神城でミニデイサービス

 JA大北女性部神城支部は10月まで神城地区4か所で、高齢者を対象とした「ミニデイサービス」を開いている。地区の高齢者の健康維持と地域のコミュニケーションの向上を目的に、毎年開いている。
 「笑って楽しく健康に・笑いヨガ」と題した、池田町の運動実践指導者の松倉由紀江さんの指導による、笑いを組み合わせた体操と、地元の音楽家・長澤昭壽さんの指導による合唱で、心と体の両面から健康づくりをサポートしている。
自治体と連携し自然保護 林野庁 くくりわな白馬村に貸与

 林野庁中信森林管理署は11日、有害鳥獣を捕獲する「くくりわな」30個を白馬村に貸与した。ニホンジカの増加にともない、国有林などへの被害が懸念されるなか、現場の自治体や猟友会などと連携し、自然の保護を図る取り組みだ。
 くくりわなは動物が踏むとワイヤの輪が足を締め付け、捕獲する仕組み。銃による大規模な駆除活動と比べ、少ない労力で運用できる。捕獲をメールで知らせる機器を併用すれば、有害鳥獣以外の動物がかかった際、すみやかに解放できる。村と猟友会員でつくる村鳥獣被害対策実施隊が運用する。
敬老の日祖父母の似顔絵 大町上原の湯で市内園児展

 15日の「敬老の日」を前に、大町市平上原の温泉施設・大町市コミュニティセンター上原の湯で、市内園児が描いた祖父母の似顔絵展示が行われ、利用者の関心を集めている。
 祖父母の似顔絵展示は、同施設が市内保育園に呼びかける中、昨年に続き2回目の開催。今年は、特徴を捉えた約180点がロビーに飾られた。
秋晴れ運動会シーズン到来 大町りんどう幼稚園トップ切り

 スポーツの秋―運動会シーズン到来。大町市平借馬のりんどう幼稚園(西沢弥恵子園長・園児36人)で13日、大町市内のトップを切り運動会を開いた。園児たちは、この日のため練習してきた遊戯など保護者らを前に披露し、秋晴れの空に元気な声を響かせた。
 かけっこや綱引き競技、竹を打ち鳴らす演奏やバルーンを使った遊戯をプログラムに行われた。保護者らはわが子の笑顔にカメラやビデオを向け大きな声援をおくっていた。