2014年9月19日(金)付


大作100号のひまわり 大町ねむの木で奥田さん絵画展
 大町市大原町のギャラリーねむの木で22日まで、奥田五十鈴絵画展「いすず展」が開かれている。迫力ある100号サイズの絵が見る人を圧倒する。
 同所では、これまでも個展を開いており、再度の個展開催を願っていたが今年6月に他界。「彼女の残した絵をたくさんの人に見てもらいたい」と有志が集まり結成した「ひまわり会(五井野拓也代表)」が遺族の協力を得て開いた追悼個展。
 五井野さんは「大作のひまわりを描き続けた思いと生きざまを多くの人に見てもらいたい」と話していた。生前の知人友人を招いた追悼式「ひまわりセレモニー」を20日午後2時から行う。
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9月の一覧
大町山岳フェス盛大に 豪太さん招き講演やトレッキング

 大町市初の山岳イベント「信濃大町山岳フェスティバル」が13日から15日にかけて開かれた。14、15日には、登山家・三浦雄一郎さんの次男でプロスキーヤーの豪太さんを招き、講演会や大町市常盤の鍬の峰へのトレッキングが行われ、山に親しみ、改めて山について考えた。
 豪太さんは、リレハンメル、長野五輪にフリースタイルスキーで出場経験もあるプロスキーヤーで、ソチ五輪での競技解説も話題になった。平成5年、25年には雄一郎さんをサポートしながらエベレスト登頂を成功させている。
「四季の彩り」作品展 カメラ・写真の愛好会豊科で
 安曇野市などの写真愛好家でつくる「カメラ・写真の愛好会」は24日まで、第10回写真展を安曇野市豊科イオンホールで開いている。「四季の彩り」をテーマに個性ある作品を展示する。
 同会は16年前、フィルムカメラを愛用するメンバーらで発足した。大町市や安曇野市、東京都などの70代を中心にしたメンバー7人が、楽しみながら活動を続けている。活動の張り合いにと、年に1回展示会を開いている。
 会場には、フィルムとデジタル両方を用いたカラーやモノクロの作品を展示。早朝の高原の雲海や熱気球から写した上空写真、道ばたに咲く草花など、四季折々の風景をさまざまな視点で切り取った作品36点が並ぶ。
北国西往還善光寺道をゆく 小谷村公民館の生涯学習講座

 小谷村公民館はこのほど生涯学習講座「北国西往還善光寺道をゆく」を開いた。かつて多くの善男善女が「遠くとも一度は詣れ善光寺」という思いを抱き、善光寺参詣に向かった信仰の街道を、歴史に詳しい田中省三さんのガイドで昔の人々と同じように歩いてたどる企画。
 塩尻市洗馬を皮切りに、松本市、麻績、篠ノ井を経由して善光寺をめざす「北国西往還」街道を巡っている。9日は初回の終点地区、広丘駅をスタートし、刈谷原宿に至る8`のコースを歩いた。