2014年9月26日(金)付


 鷹狩山展望公園を認定 県の 「信州ふるさとの見える丘」 大北で2か所目

 県が信州らしい風景を展望できるビューポイントを定める「信州ふるさとの見える丘」に、大町市の鷹狩山展望公園が認定された。県内では16か所目、大北管内では池田町のあづみ野池田クラフトパークに続いて2か所目。25日、認定証が市に交付された。
 鷹狩山展望公園は標高1164bの鷹狩山山頂にあり、西には北アルプスの山々や河川、田園風景や街並みなど、先人が残した「仁科の里」を一望する景観が広がる。市が県に申請し、認定された。
健康と長寿願いおもてなし 小谷 敬老会で園児と交流

 小谷村は25日、75歳以上の村民を対象にした敬老会を、村内のホテルグリーンプラザ白馬で開いた。地域を支え続けた高齢者に感謝を込め、伝統芸能や食事などでもてなし、健康と長寿を願った。
 会では村内から約210人が参加し、喜寿(77歳)と米寿(88歳)、白寿(99歳)、百寿(100歳)の節目を迎えた村民を表彰した。小谷保育園の年長児による「塩の道音頭」の踊りや芸能ボランティアせせらぎ会による民謡「小谷小唄」など、地元ならではステージも行われ、お年寄りたちが笑顔で拍手を送っていた。
誘惑<Rージズキンの世界 松川ちひろ美術館で企画展

 松川村の安曇野ちひろ美術館で企画展「聖コージズキンの誘惑展」が始まった。絵本作家として知られる画家・スズキコージさん(愛称 コージズキン)の独創的でダイナミックな世界が繰り広げられている。
 展示初日は、即興で描くライブペインティングが行われた。つなぎ姿のスズキさんがアトリエ”を再現した空間で、バックミュージックを流しながら巨大な布にアクリル絵の具で色をのせていった。大勢のギャラリーが注視する中、素手や筆を使って、代表的な絵本「サルビルサ」をイメージした絵を大胆かつ色鮮やかに描き進めた。 
黒部ダム「破砕帯」間近で見学 大町50周年記念市民向けツアー

 大町市のくろよん50周年記念事業実行委員会はこのほど、黒部ダム・関電トンネル内にある「破砕帯」を見学する市民向けツアーを開いた。市民約40人が普段間近では見ることのできない破砕帯の冷たさや壮大さを体感した。
 「破砕帯」は関電トンネル建設時の難工事か所で、地下水を大量に含んだ軟弱な地層があり、現在でも大量の地下水を確認することができる。通常はトロリーバス乗車時に通過するのみだが、50周年記念事業として、地元市民に親しんでもらおうと企画された。
 秋本番スポーツに全力 白馬北小と小谷小で運動会

 白馬村の白馬北小学校と小谷村の小谷小学校でこのほど、校内運動会が開かれた。スポーツの秋本番を思わせる絶好の好天に恵まれ、児童をはじめ保護者や地域住民が一体となって楽しんだ。
 このうち小谷小学校では「全力だしきり優勝へ!」をテーマにかかげ、全校児童が全力の頑張りで各競技に挑んだ。応援団旗をかかげた紅白の代表に先導され、足並みそろえた堂々の入場行進をしながら、各学年が「元気いっぱい頑張る」「失敗を恐れずやり遂げます」「チームワークを大切に、6年間培ってきたすべてを出し切ります」と、運動会への抱負を発表し、競技がスタートした。
県外車も増加 安全運転を啓発 大町市常盤上橋で交通指導所

 秋の全国交通安全運動にあわせた交通指導所開設が22日、大町市常盤上橋北詰で行われた。大町地区交通安全協会大町支部や市、大町署、市内企業のヤングドライバークラブなど約50人が参加。秋の行楽シーズンに、地元住民や旅行者らドライバーに交通安全を呼びかけた。
 参加者は、高齢者や子どもの交通事故防止など、道路利用時の注意点などがまとめられたチラシやポケットティッシュ、ボールペンなどドライバーに手渡した。
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