2014年10月1日(水)付


長寿祝い楽しいひととき 大町市八坂地区で敬老会

 大町市の八坂地区敬老会(実行委員長=南澤靖・八坂地区民生児童委員協議会長)は30日、金熊温泉明日香荘で開いた。約90人のお年寄りが集い、楽しいひとときで健康と長寿を祝った。
 同地区で76歳以上を迎えるお年寄り188人を対象に招いた。米寿者に記念品が贈られ、90歳以上の来場者8人が八坂小学校4年生から花束を受け取った。お年寄りたちは料理を囲み、楽しいひとときを過ごした。
市街地にもクマ出没 大町市危機感強く持ち注意を
 クマ出没警戒警報が発令中の大町市で30日、中心市街地でも目撃情報があった。人家付近での出没は収まらず、危機感を強めて注意を呼び掛けている。
 同日午前5時25分ころ、下仲町の弁当店付近で1頭が目撃され、大町署に通報があった。その前の午前4時半ころには大町消防署東側付近でも目撃され、同一個体ならば掘六日町などの住宅地を経由し約400bほど移動したと考えられる。現場は大町北高校生の通学路や、大町西小なども近い。
 午前9時5分ころには、常盤泉の大町運動公園多目的広場付近でも出没し、高瀬川河川敷に向かう姿が目撃された。大北地区猟友会常盤支部の3人や市職員、警察などが現場を捜索したが発見に至らなかった。公園を訪れていた市民には、避難を促した。
 市消防防災課は「山に帰れず、近くの茂みに潜んでいる場合がある」と、突発的な遭遇への懸念を示す。「襲ってきたらクマの方が足が速い。クマが活発になる明け方や夕暮れ時の外出は控えてほしい」と話している。
錦秋の八方尾根を満喫 くろびし紅葉まつり始まる

 白馬村の八方尾根開発は27日、黒菱ラインの黒菱雲海デッキで『八方尾根くろびし紅葉まつり』を開幕した。錦秋の山を訪れた登山者やトレッキング客らに、きのこ汁やおはぎを振る舞い好評を博した。
 黒菱雲海デッキは標高1680b、黒菱平湿原に隣接する。一帯は低木のミヤマナラやナナカマドが色付き、晴れると眼前に白馬三山が迫る。同所での紅葉まつりは初開催で、「秋の黒菱ライン、黒菱雲海デッキの魅力を多くの人に知ってほしい」と同社。湿原には遊歩道が整備されている。
 会期は10月19日まで、イベントは13日までの土日祝日、午前11時から行う。
上位大会めざし競う 県小学生バレーブロック大会 池田町

 平成26年度コカ・コーラ杯第32回長野県小学生バレーボール大会の大北・安曇野・東筑ブロック大会は28日、池田町総合体育館で開いた。中信各地から小学生チームが出場し、上位大会目指して競った。
 男子は大町・池田・穂高・三郷の4チームがリーグ戦で、女子は大町・白馬・池田・松川・穂高・豊科・三郷・堀金・明科・山形から10チームがトーナメントで対戦した。
 10月19日に上伊那郡で行われる中南信大会の前哨戦で、男子は4チーム、女子は上位8チームが出場する。11月3日に大町で開く選抜優勝大会につながる。
空き家 移住希望者へ案内 大町市定住促進協が見学会

 大町市定住促進協働会議は27、28の両日、移住希望者を対象にした「空き家見学会」を市内で行った。県内外から11組16人が参加し、移住への関心を高めた。
 1日目は不動産業者の案内で、平野部の空き家を見学。2日目は山間部の定住促進住宅や滞在型市民農園、セルフリフォームの古民家を見学した。参加者は、移住した住民らと対話をしながら移住への手がかりをつかんでいた。特産館や展望スポットに立ち寄って、大町の魅力を味わった。
折り紙で脳を活性化 介護予防事業わさびの会 小谷
 小谷村地域包括支援センターと、同村のNPO法人・安心生活支援「こごみ」が主宰する介護予防事業「わさびの会」で、折り紙体験が行われている。指先を使った細かい作業をするレクリエーション活動で脳を活性化させ、健康な体作りにつなげるのが目的。可愛い飾り物作りが人気を呼んでいる。
 作っているのは昔話に登場する金太郎と、節句のかぶとのリース。スタッフが工程ごとに手本を見せながらていねいに作り方を指導した。説明を聞きながら「ここは細かくて大変」「ここを教えて」と、全員で楽しく協力しあい、夢中で取り組んでいた。
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