2014年10月4日(土)付

駐車場内の事故防止を 大町署など市内で啓発活動
 先月24日に池田町の店舗駐車場内で2歳女児が車にひかれ、死亡する事故があったことを受けて、大町署や県交通安全運動推進本部、大町地区交通安全協会は2日、駐車場内での事故を防ぐ啓発活動を大町市のザ・ビッグ信濃大町店で行った。歩行者と車が行き交う駐車場の安全利用を呼びかけた。
 参加した7人は、事故の概要を説明しながら、店舗利用者に「子どもから絶対に目を離さない」「子どもと歩くときは手をつなぐ」など注意事項を記載したチラシを配布。親子連れには「お子さんをよく見ていてください」などと注意を促した。
海外からの誘客拡大図る アルピコタクシー 成田白馬間に初の高速バス
 アルピコタクシー(本社・松本市)は今冬、成田空港と白馬村を結ぶ高速バスを初めて運行する。外国人観光客をメーンターゲットに、乗り換えの手間を省いた利便性の高い直行便を用意し、海外からの誘客拡大を図る。
 路線は18人乗りのマイクロバスで運行。往路は成田を夜に出発し、諏訪市、松本市、安曇野市などを経由、白馬には深夜に到着し、乗客を宿泊施設まで送迎する。復路では海外へ向かう日本人観光客の利用も想定している。運行期間は12月11日から平成27年3月23日まで。1日1往復を予定している。
 同社はオーストラリア人など観光客が白馬村で増加していることを受け、日本語に不慣れな外国人の直行便へのニーズに着目、路線を企画した。
都市圏から多数が参加 小谷 援農ボラ収穫作業に汗

 小谷村観光連盟はこのほど、石坂地区の農園で村特産のサルナシとヤマブドウの収穫を手助けする援農ボランティアツアー「快汗!猫の手援農隊」を実施した。
 全国農協観光協会と連携し、都会などから希望者を募り、高齢化が進み労働力の確保が難しくなっている、農家の仕事を無償で引き受けるツアー。都市圏から多数が参加して、収穫作業に汗を流した。
商店主 スポーツで親交 大町商議所 親善G・Gゴルフ大会
 大町市の大町商工会議所商業委員会は1日、商店街対抗親善グラウンド・ゴルフ大会を西公園グラウンドで開いた。地域で商業を営む者同士が世代や町会を越えて、親睦を深めた。
 仕事を終えた市内各商店街の商店主や商議所から約50人が参加。グラウンドに置かれた16のホールを回った。団体戦と個人戦で得点を競い、別の商店街の参加者とも和気あいあいと楽しんだ。
 各商店街を横断的につなぐ組織がない中で、幅広い世代が楽しめるグラウンドゴルフを通じ各商店街会員が親睦を深め、中心商店街の活性化につなげるねらい。
クリーンEVの利用環境整備 寄って停まつかわ 急速充電器のスタンド開設
 松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」の北側出入り口付近に、このほど設置された電動車両(EV)用急速充電器のスタンドが1日、開設した。排気ガスの出ないクリーンなEVの利用環境が進む。
 村住民課の職員や道の駅の従業員らが立ち会い、業者から操作方法や注意点などについて説明を受けた。
 充電スペースは1台分で、充電器は24時間利用可能。30分の利用時間で約80lを充電できる。国内自動車メーカーの合同会社である日本充電サービスのカードが発行されるまでの年内を目途に、無料で利用できる。
 設置費用は国の補助金と日本充電サービスの支払いを充て、維持費は村が立て替えた後、同サービスから補てんされる。
 北アルプスパノラマ道路沿いの同施設は、村内でも交通量が多い。住民課の職員は「EVはエコでクリーンなイメージ。充電時間を利用して、買い物や食事などの付加価値がつく」と期待を寄せる。
恋人の聖地大町を紹介 市役所でパネル展10日まで
 大町市役所1階市民ホールで10日まで、「恋人の聖地」パネル展が行われている。黒部ダムを中心とした魅力あふれる大町市内や、全国各地の恋人と行きたくなるようなスポットを紹介している。
 同展示は昨年4月に大町市が、プロポーズにふさわしいロマンチックなスポットを選定する「恋人の聖地」で「北アルプスハートロード」に認定されたことを市民に周知しようと開催した。昨年に続き2回目の開催。
 展示は、女性職員によって立体感のあるかわいらしい装飾が施され、全国各地の「恋人の聖地」に登録されている14か所のポスターパネルなどを展示。黒部ダムを舞台にした畑野智美さんの恋愛小説「黒部ダムの中心で愛を叫ぶ」も紹介している。
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