2014年10月5日(日)付

北ア山麓に快音親睦深める 40回節目本社杯ゴルフ大会

 第40回大糸タイムス杯ゴルフ大会(大糸タイムス社、大糸タイムス友の会、日向山高原ゴルフコース主催)は4日、大町市平の日向山高原ゴルフコースで開かれた。本紙愛読者84人が紅葉が色づき始めた北アルプス山麓でプレーを楽しみ、親睦を深めた。
 大会は地域紙を介して住民の交流と健康増進を図る恒例行事。選手たちが4人1組でハーフを2周する18ホールをまわり、新ペリア方式でスコアを競った。山々を望む自然豊かなコースに「ナイスショット」と声が響いた。
かやぶき屋根次世代に 小谷小の飼育小屋職人松沢さんが修復
 小谷村小谷小学校でこのほど、かやぶき屋根の伝承技術を持つ同村の屋根職人・松沢敬夫さんがニワトリなどの飼育小屋の屋根修復工事を行った。
 かやぶき屋根の飼育小屋は、次代を担う子どもたちに、昔ながらのかやぶき文化を守り伝えようと、平成18年の開校式にあわせ、松沢さんと当時の児童・保護者によって建てられた。
 今シーズンの豪雪により一部が損壊。松沢さんは伊勢神宮の社殿の建て替えをする式年遷宮に携わり、現在も別宮社殿造営のため伊勢に出向中。地元の子どもたちのためにと、わずかな休暇の合い間を縫って修復作業を行った。
愛好家自慢の模型披露 きょうまで白馬でミニ鉄道フェス
 白馬村和田野のログコテージ・エポックで5日まで、「白馬ミニ鉄道フェスティバル」が開かれている。県内外の愛好家自慢の自作模型を持ち寄り展示し、走行・乗車体験会を実施。白馬の自然の中で本物さながらの走行音を響かせ走る車両の緻密さが、訪れた人を魅了している。
 ことしは35台が集結。乗車体験を存分に堪能してもらおうと、イベント限定の1日フリーチケットを発売した。ずらりと並ぶミニ蒸気機関車や昔の電車、オリジナル電車に、大人も子どもも大興奮。「蒸気機関車かっこいい」「次はこれに乗ろう」と、日ごろなかなかできない貴重な体験に歓声を上げ、目を輝かせていた。
食と健康 正しい知識 松川村公民館「団塊倶楽部」が講座
 松川村公民館は1日、団塊世代でつくる男女共同参画推進セミナー「団塊倶楽部」の連続講座「老後を安心して暮らせるために」の第4回目を村すずの音ホールで開いた。村福祉課(保健センター)の中村亜弥子栄養士を講師に、「食と健康に関する正しい知識を身につけよう」をテーマに学んだ。
 チョコレートからポリフェノールを取ろうとすると、脂肪分や糖分を多く取る結果になると説明。特定保健用食品は、たくさん食べて効果の高まるものではないことや、取りすぎの栄養成分がないようにと注意を促した。一日に必要な食べ物の量を手ばかり≠使って分かりやすく説明した。
大北の魅力再発見 新池田学問所みのり塾
 池田町公民館の新池田学問所「みのり塾」は1日、社会探訪「秋の大北再発見」を行った。知っているようで知らない$g近な施設での見学や体験を通して、大北地域の魅力を再発見した。
 松川村の安曇野ちひろ美術館、大町市の大町山岳博物館、大町エネルギー博物館、四季演劇資料館を訪れた。各施設で職員のガイドを受けながら、見識を深めた。
 山岳博物館を訪れた一行は、大町市の生き物や地形、歴史や文化などを紹介する各コーナー、付属園(動物園)や展覧会場なども見学。「すごいね」「昔の暮らしがよく分かるね」などと感心したようすで見入っていた。
小中生歌声披露し交流 大町文化会館で連合音楽会
 大町市文化会館大ホールで3日、市内の9つの小中学校が参加する「大町市連合音楽会」が開かれた。各校の最高学年を中心に、小中学生が合唱を通して交流。練習を重ねた歌声を披露しあった。
 「信濃の国」の斉唱で幕を開けた音楽会は、2階席を埋めた多くの保護者らが見守る中、堂々とした姿で歌う児童・生徒たちの、まっすぐですがすがしい美声が響き渡った。
 大町南小学校の6年生は、地域への思いをこめて「ふるさと」「大地の歌」の2曲を発表。歌い終えた顔に誇らしげな笑顔を輝せていた。
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