2014年10月9日(木)付

タイ学生日本文化に触れる 大町市訪れ北高生と交流
 タイで日本語を学ぶ高校生16人が8日、大町北高校を訪問した。茶道の体験や音楽の授業への参加など、生徒たちと交流し日本の高校生活に触れた。
 学生たちは、山村留学に取り組む(財)育てる会の「日タイ青少年相互交流プログラム」で、4日から13日の日程で日本に滞在。7日から大町市を訪れ、農業体験やホームステイで日本文化に親しんでいる。
 歓迎会では、生徒会役員がタイ語で「サワディーカップ」と迎えた。馬淵勝生徒会長は「交流して仲良くなって、授業も楽しんでください」と歓迎した。アジア・アフリカ支援など北高の活動を映像で紹介し、タイの学生は精霊の舞やムエタイの踊りなど、伝統のタイ舞踊を披露した。
南小児童がりんご風呂 大町市常盤 ふれあいプラザ
 大町市常盤の「ふれあいプラザ」の入浴施設で8日、旬のリンゴを浮かべたりんご風呂を実施した。同施設内の大町南小児童クラブを利用する1〜3年の児童30人が、甘い香りいっぱいのりんご風呂を楽しんだ。
 リンゴは同地区上一の生産農家が好意で寄贈した「つがる」100個。16人の男子児童らは指導員から手渡されたリンゴを手に浴室に入り、きれいに洗ってから湯船にドボン。赤い実を両腕に抱えたり、香りを確かめるなどしながら満喫していた。
 子どもたちに豊かな体験をしてほしいと毎年実施されている。同施設では引き続き13日までりんご風呂を実施する。
高校生と共同で開発、販売へ 白馬村ご当地ハンバーガー

 白馬村は、白馬高校と共同で「ご当地ハンバーガー」の開発を進めている。生徒が地元食材をふんだんに使った新たな特産品を提案、制作している。東京都銀座にオープンする「しあわせ信州シェアスペース」での発表を目指す。
 ハンバーガーはことし7月、白馬に進出した情報通信大手・ヤフーによる電子商取引の勉強会で、白馬高経営コースの3年生が提案。村が同社の後押しを受けて開発に乗り出し、生徒と製品のノウハウを持つ地元企業の協力で、試作品作りを進め、地元飲食店での普及やインターネットでの販売を目指す。
外国人住民の声行政に 下川・白馬村長と意見交換

 白馬村公民館は7日、外国人住民と村長との意見交換会を村役場で開いた。国際的な観光地として、誰もが暮らしやすい環境づくりを進めようと、外国人の目から見た行政への要望や村の課題を聞き取った。
 会合にはオーストラリアやニュージーランド、スイスなどからの住民約20人が出席。下川正剛村長や村職員が英語の質問に対し、通訳を介して答えた。
地元産の花々アレンジ 白馬北小で 親子レクリエーション
 白馬村の白馬北小学校は7日、児童と保護者を対象にした「親子レクリエーション」を開いた。参加者約20人が地元産の花々を使い、洋風の生け花「フラワーアレンジメント」を楽しんだ。
 親子レクは北小が、スポーツや芸術などの活動を通じて、親子がふれあう場として開いている。県花きイノベーション推進協議会と県園芸作物生産振興協議会が、全国有数の生産地である長野県の花に親しんでもらおうと、材料や講師を提供した。
 参加者は村内で生花店を営むフラワー技能士・太田和子さんを講師に、基本からフラワーアレンジメントを学習。大北産のカーネーションやトルコギキョウなど色鮮やかな花々を切りそろえ、バスケットにドーム状に飾り付けていった。
矢口博子さんに記念品 大町上原の湯 利用者10万人達成
 大町市平上原の温泉施設「大町市コミュニティセンター上原の湯」(指定管理者=セイウン)の利用者が7日、昨年4月のリニューアルオープンから累計10万人を達成した。
 10万人目は、休館日以外ほとんど毎日施設を利用しているという矢口博子さん。記念セレモニーでは、クス玉割りで10万人達成を祝い、矢口さんに花束や入浴回数券、オリジナルバスタオルなどが贈られた。矢口さんは「毎朝このお風呂に入らないと一日が始まらない。10万人目の幸運に恵まれて感無量です」と話した。10万人目の前後それぞれの利用者にも記念品が渡された。
 31日までは、新聞折り込みで全戸配布されているチラシを持参すると、入浴料が一般200円、65歳以上・障がい者・小中学生100円になるサービスがある。
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