2014年10月10日(金)付

北信越大会出場決める 45歳以上 サッカーの大町シニア
 大町市の45歳以上の選手で編成するサッカーチーム「大町FCシニア」が県大会で優勝し、県代表として11月に福井県で開かれる北信越シニア45カップに出場を決めた。
 同チームはことし4月13日から9月28日まで松本市サッカー場で行われたリーグ戦で、県内10チームで争われ、8勝1敗で優勝。北信越大会にコマを進めた。北信越大会は、11月1、2の両日、6チームのリーグ戦で行われる。
 同大会に出場するメンバーには白馬村のサッカーチーム「アラグランデFC」の選手も登録。チームでは月1回ほど不定期で練習し、大会前には練習試合を設定するなど実践形式での練習を重ねる。メンバーはそれぞれ各種大会に出場し鍛錬を積んでいる。
オウム事件 後世に伝える 大町市 龍彦ちゃん追悼で演奏

 オウム真理教による坂本堤弁護士一家殺害事件で犠牲となり、大町市日向山で発見された長男・龍彦ちゃん(当時1歳2か月)をしのび、慰霊碑が建つ高瀬渓谷緑地公園で9日、追悼演奏が行われた。約20人が集い、音楽や献花で一家をしのんだ。
 一家の見つかった地を巡る演奏巡礼の一環。市内では、発見現場やはなのき保育園、福祉施設など計5か所で演奏した。
身の丈でできる努力を 小谷大網で地区づくり講演会
 小谷村の特産推進室は7日、小豆島在住の眞鍋邦大さんを招き、「大網地区づくり講演会」を同地区で開いた。小豆島を拠点に地域の魅力を発信するビジネスで成功をおさめる真鍋さんの地域活性化のヒントなどの話から、雪深い限界集落の山里が元気を取り戻すための方向性や手法について考えあった。
 豊かな産業・伝統芸能、自然という地域資源を生かし、小豆島の中学生向けに都会の若者を集め、島の寺子屋教室を開催する「ティーチングツアー」、食材付きの情報誌「四国食べる通信」などの企画を次々と考案。成功に至ったポイントを「すべての関係者が身の丈でできる努力を持ち寄ったこと」と語った。
野菜や果物の知識深める 白馬北小3年生が食育体験学習
 白馬村の白馬北小学校3年生45人はこのほど、同村A・コープ白馬店で「5A DAY(ファイブ・ア・デイ)食育体験学習」を行った。東京都のファイブ・ア・デイ協会が、次世代の子どもたちに野菜や果物について知識と理解を深めてもらおうと、全国で展開している取り組み。買い物ゲームなどを通じて、バランスのとれた食生活の大切さを学んだ。
 最初に食育インストラクター宮澤美恵さんから講義を受けた。主食や副菜の望ましい組み合わせや目安を、毎日のメニューと照らし合わせながら、バランスのとれた食事とはどのようなものか考えあった。健康のために1日5皿分(350c)以上の野菜と200cの果物を食べる、ファイブ・ア・デイの基本理念を紹介し、実践を呼びかけた。
白馬倶楽部が完封勝利 軟式野球CS小谷コルチナ敗る

 白馬、小谷両村の軟式野球チームの頂点を決める、第5回「白馬ヤマトヤ杯白馬小谷クライマックスシリーズ(CS)」が7日、小谷村の千国グラウンドで開かれた。白馬リーグ代表の白馬倶楽部が、小谷リーグのコルチナオックスに2対0で勝利、トロフィーを獲得した。
 大会は隣村同士の交流を通じて、両リーグを盛り上げようと始まり、ことしで5回目。成績は白馬リーグが4勝と勝ち越している。小谷リーグはコルチナオックスが第2回大会で白馬に勝利している。
これから広がる食材 県商工会連 そば米の料理講習

 県商工会連合会北安曇支部広域協議会は7日、そば米料理講習会を大町市で開いた。市内や白馬村、小谷村、池田町、朝日村の宿泊・飲食業者など17人が参加。そば米を生産する丸粒脱皮機を見学し、そば米を使った調理講習を受講した。
 脱皮機は今年8月に県の地域発元気づくり支援金を受けて同市美麻の新行そば製粉所に導入されたもの。出来る限り実を崩さずにそば殻を取り除くことで食味の良いそば粉が生産できるほか、粒のまま調理するそば米の生産も可能となった。
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