2014年10月11日(土)付

クマ対策万全に決行 大町アルプスマラソン実行委

 大町市で19日に開く第31回大町アルプスマラソンの実行委員会は10日、市役所で開いた。クマ出没警戒警報発令中での開催に、警戒要員の配置やクマよけの鈴配布など、万全の対策で決行するとした。
 対策は、仏崎・大町温泉郷・二ツ屋の給水所やコース上の出没危険個所など、計12か所に計18人のクマ対策専任の警戒要員を配置。沿道には運営の協力員420人を配置する。
 競技開始前にはコース沿いで爆竹を鳴らし、レース中は出没危険個所への携帯ラジオ配置や広報車4台での巡回など、音響でクマが近寄らないようにする。ランナーにはクマよけの鈴1900個を用意し、希望者に配布する。
被災地と松川結ぶ架け橋に 松川小6年ろ組 12日岩手県唐丹小へ

 松川村の松川小学校(森本浩正校長、児童545人)6年ろ組の児童17人は、総合的な学習の時間を使った復興支援活動「東日本大震災復興に向けて〜命と絆〜」に取り組んでいる。学習を通して、「被災地と松川村をつなぐ架け橋に」という思いを強めている。
 活動の一環として、岩手県釜石市立唐丹(とうに)小学校を12日に訪れ、全校児童からの「がんばってください」「応援しています」などのメッセージとともに、「きもちはいっしょです」ということばを添え自分たちの思いを届ける。学習を踏まえた被災地の視察も行う。
今日からゴンドラ運行 白馬岩岳 紅葉見ごろ迎える

 白馬村の白馬岩岳で、紅葉が見ごろを迎えている。11日から秋季営業が始まり、ゴンドラを運行する。標高1289bの山頂から見渡す、山々と紅葉の景観が楽しめそうだ。
 ことしは寒冷な気候の影響で、例年と比べ1週間から10日ほど早くシーズンが到来。10月半ばころから最盛期を迎える見込みだ。期間中は冠雪した北アルプスの白と広葉樹の赤、針葉樹の緑が織りなす「三段紅葉」も見どころという。
 岩岳では11月2日までの営業期間中、スタッフの案内で山頂の「ねずこの森」を散策するウオーキングツアーなどのイベントを開催する。ゴンドラの運賃が、往復中学生以上1800円、小学生1000円。白馬・小谷両村の村民は13から16日まで、無料となる。
こぎん刺し手仕事の温もり 安曇野ぎゃらりー陶心で作品展

 安曇野市明科のぎゃらりー陶心は、2014手仕事の温もり「津軽こぎん刺し展」を25日まで開いている。穂高有明在住の手芸作家・一柳正子さん(67)がつづり刺す温もりのある作品展。
 津軽こぎん刺しは、青森県津軽地方に伝わる刺し子のひとつで、主に藍で染めた麻布に木綿糸を刺したもの。木綿の衣服の着用が禁じられていた江戸時代に、農民が保温と補強を目的にひと針ひと針つづり刺した。美しい幾何学模様が特徴。
 会場では、タペストリーやテーブルセンター、バッグ、ポーチなど約80点を展示販売する。午前10時〜午後5時半(最終日は2時)。火・水定休。場所は八十二銀行明科支店通り。
横断歩道の渡り方学ぶ 大町市平で園児交通安全教室

 大町地区交通安全協会平支部(中村博郎支部長)は8日、平地区のりんどう幼稚園児としらかば保育園児の交通安全教室を平公民館で開いた。園児約80人が正しい道路利用のあり方を身につけた。
 大町署員や平支部女性部員、交通安全支援センター職員などが指導にあたり、模擬信号機を使って横断歩道の正しい渡り方を学んだ。園児たちは、ドライバーに自分の姿が見えるよう手をまっすぐ挙げ、左右や後方の安全確認、青信号が点滅したら渡らないことなど指導を受けた。
健康増進と親睦図る 白馬村振興公社 ゲートボール大会

 白馬村振興公社主催のゲートボール大会がこのほど村内で開かれた。中高年を中心とする幅広い世代の愛好者が多数参加。地区ごとに構成された8チームに分かれて熱戦を繰り広げた。
 まずは第1ゲートを通過することに狙いを定め、真剣な表情でスティックを振った。日ごろ培った技術と知力・戦略を発揮してプレーに熱中。相手チームとの駆け引きを楽しみ、勝利をめざしていた。
トップページ 10月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2014 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.