2014年10月12日(日)付

地域の発展思い新た 市制60年記念式典 盛大に
 市制施行60周年と合併10年の節目を祝う記念式典は11日、大町市文化会館で開いた。「還暦」を迎えた市政の大きな節目に先人の偉業を思い、きらり輝く地域のさらなる発展に誓いを新たにした。
 式は、源流美麻太鼓のウェルカム演奏で幕を開けた。市民や近隣市町村や姉妹都市、国会・県会議員ら来賓約350人が集った。声を合わせて市民憲章を読み上げ、万歳三唱で節目を祝った。
 牛越徹市長は、昭和29年7月1日、大町連合青年団の働きかけで旧4町村が合併して発足した市の始まりに触れ、「合併に向けての活動は、現在の市民参加と協働の先駆け。郷土を思う市民の主体的な取り組みは今日に脈々と受け継がれている」と振り返った。「これからも10年、50年と心豊かに暮らせる、市民の夢をかなえるきらり輝く大町の実現へ、皆さんのお力添えを」と式辞を述べた。
岩手県のサンマ振る舞い 大町市 市民ふれあい広場にぎわう
 60周年式典に合わせ、大町市の「市民ふれあい広場」が11日、大町市文化会館周辺で開かれた。福祉や健康、環境の豊かなまちづくりのため、福祉意識の向上と交流をしようと毎年開かれている催しで、飲食コーナーや工作などの体験、ステージでの演奏やダンスの披露などさまざまな催しでにぎわった。
 会場では昨年に引き続き、岩手県大船渡市産の旬のサンマを振る舞う「さんままつり」が行われた。会場で炭火焼きされたサンマ1500匹が来場者に無料で提供された。辺りには香ばしい匂いが立ちこめ、「脂がのっていておいしい」などと焼き立てのサンマをほおばっていた。
さらなる親交を約束 交流都市招きレセプション
 大町市制60周年記念式典前日の10日夜、歓迎パーティーが日向山高原のくろよんロイヤルホテルで開かれた。式典の来賓に招いた国内外の交流都市の代表者や、信濃大町観光大使らを迎え、節目を機に今後のさらなる親交の約束を交わした。
 姉妹都市の東京都立川市や富山県氷見市、災害協定などで関係の深い交流都市の新潟県糸魚川市、富山県立山町、三重県鳥羽市からの来賓が出席。市幹部や市議らとあいさつを交わし、36人が地酒で乾杯した。
 海外の姉妹都市であるオーストリア・インスブルックや米国メンドシーノからもお祝いのメッセージが届いた。
 オーストリア政府観光局日本のモラス彩子代表は、インスブルックのあるチロル州の知事や市長からのメッセージを披露。知事は「来年春、代表団で訪問し30年目の友好を改めて調印したい」と伝えた。
一流の演奏を間近に 白馬でクラシックコンサート
 白馬村のウイング21芸術文化シリーズ実行委員会は10日、「白馬から秋のおくりもの・クラシック名曲コンサート」をウイング21で開いた。身近に一流の芸術と触れ合う機会をつくろうと願う取り組みに、村内外から音楽愛好家や一般住民が来場し、国際的に活躍する演奏家たちの演奏を楽しんだ。
 公演にはピアノの田尻洋一さんとチェロの長明康郎さん、バイオリンの渡邊篤子さんに加え、地元白馬のフルート奏者・塩嶋達美さんも特別出演、なじみ深いクラシックの名曲ばかりを演奏した。渡邊さんの夫で指揮者の巨匠・矢崎彦太郎さんもサプライズで登場し、白馬の魅力を語った。
農産物、生活用品格安で 白馬北小バザー 多数が来場
 白馬村の白馬北小学校PTAは10日、同校体育館で「白馬北小バザー」を開いた。子どもたちの教育環境の充実に役立つ活動を支援しようと毎年実施。趣旨に賛同した保護者や村内の企業団体、農家などから多くの品が寄せられ、多数が来場してにぎわった。
 安全・安心の手作り品や農産物、生活用品を格安で販売。早くから売り切れになるほど好評だった。会場内の一角では「スキー交換会」のコーナーが設けられた。クロスカントリースキーをする児童のため、小さくて履けなくなったスキー用品を出品し、保護者のスキー用品の金銭的負担を軽減する取り組み。小学校のスキー授業では、成長する子どもの用具の買い替えは保護者も悩みといい、人気を集めていた。
懐かしい昭和のモノクロ風景 写真集刊行記念展デリシア大町駅前店で
 大町市制施行60周年・合併10年を記念した写真集「保存版ふるさと大町」(郷土出版社発行)の発売にあわせて、9日から、写真集刊行記念写真展が大町市の塩原書店デリシア大町駅前店で始まった。11月13日発売予定の写真集から抜粋した、美麻、八坂地区を含む大町市内の昭和の懐かしいモノクロ写真41点を展示した。11月17日まで。
 写真集は、市内の個人、団体の協力で230ページ余、写真400枚以上を掲載予定。昭和20年代からの行事や暮らしのなかでの何気ない一コマなど、街のにぎわいや歴史の変遷を感じ取ることができる。地元有識者によるわかりやすい写真解説もある。
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