2014年10月15日(水)付

楽しく防災@揄を 大町消防フェスタにぎわう
 大町市消防団の実行委員会による防災イベント「消防フェスタおおまち2014」は12日、市運動公園多目的広場で開いた。会場は市内外から訪れた数千人の家族連れなどでにぎわい、楽しいイベントで消防団活動への理解と防災への関心を深めていた。
 体験アトラクションの「防災体験ウルトラスタンプラリー」は、放水体験や消防車乗車、地震体験車などの防災に絡んだアトラクションを経験。子どもたちはゲーム機などの景品を目指してスタンプを集めながら、防災の体験に触れた。
 放水的当てでは、子どもたちが小さな防火服に身を包み、消防団員のサポートを受けながら本物のホースで放水し火点を倒していた。
一流料理人による講習会 白馬村でしなの食大学
 大北調理師会(海川重幸会長)主催の「しなの食大学」がこのほど、白馬村役場で開かれた。大北の各地で料理講習会を中心に地域の食を学び、食生活の改善普及と健康増進などを目的とする事業の一環。白馬村の会員や村民が参加して、講義と実習で学びを深めた。
 数々の料理コンテストで受賞経験を持つ奥野辰一郎さんが講師をつとめた。「萩豆腐」「秋刀魚・豚肉の香り揚げ」など、地場産食材を中心にした和食の極意を伝授した。伝統技術に柔軟な発想を加えた一流料理人による独創的料理は、栄養価が高く見た目も美しいものばかり。もてなしや日常の献立の参考にしようと、真剣に学んでいた。
凛として的を射る 池田町で県下弓道大会

 第51回池田町弓道場開設記念県下弓道大会は12日、池田町総合体育館の弓道場で開いた。
 県内各地の高校生と一般から約220人が参加し、団体と個人戦を近的種目で競った。代表者による矢渡しで始まり、選手たちは凛とした礼儀正しい動作で的を射た。
 同大会は、弓道が盛んだった同町で、弓道場が完成したことを記念して続いてきた大会。主催は池田町体育協会(佐藤豊会長)、主管は同町弓道会(吉野恒夫会長)。
センスの光る製品販売 池田町 安曇養護でとんぼまつり
 池田町の安曇養護学校(下川威校長、児童・生徒186人)は、学校祭「第27回とんぼまつり」を11日に一般公開した。秋晴れの好天に恵まれ、開場とともに、保護者や卒業生、地域の住民など大勢が来場し、にぎわった。
 中庭では、中学部・高等部の生徒による手作り製品の販売が行われた。法被を着た生徒らは、ハガキ、ベンチ、染め物、森の仲間のそれぞれの班でつくった手すきのカードやテーブル、草木染めのストール、木の小物など、個性的でセンスの光る製品を販売した。来場者らはひとつひとつ手に取り、お気に入りの品を次々と買い求めていた。
 生徒らは、生活単元学習の一環である作業学習の中で、製品づくりに取り組んできた。「感謝と笑顔をもらうため」を目標に掲げ、目的意識を持って祭りに参加した。品物のやりとりを通して、あちこちで笑顔が広がっていた。
小中学生の力作36点 大町署で防犯ポスター展
 11日から始まった「全国地域安全運動」にあわせて、大北地区の小中学生が描いた防犯ポスターの展示が大町署ロビーで行われている。県コンクール出展作品や署長賞を受賞した作品36点を展示。子ども目線で犯罪被害防止、抑止をする言葉やイラストで注意を呼びかけている。31日まで展示。
 「全国地域安全運動」は20日まで、「犯罪の起きにくい社会の実現を目指して」をスローガンに、特殊詐欺被害の防止や女性・子どもの犯罪被害の防止、住宅対象の侵入盗被害防止などを展開する。
 生活安全課の水井武文課長は「子どもたちの純粋な気持ちでの注意啓発。皆さんにも防犯意識を高めてほしい」と話している。
92チーム練習成果競う 松川村で小学生・中学生駅伝大会
 松川村で恒例の「第30回あづみ野松川中学生駅伝大会」と「第10回あづみ野松川小学生駅伝大会」(実行委員会主催、大会長=平林明人松川村長)が11日、松川小グラウンドを発着点に開かれた。昨年より大幅に出場チームが増え、県内から計92チーム・約650人が参加。チーム一丸となって、日ごろの練習成果を競った。
 競技は県道矢地赤芝線を走る1区から5区まで、小学生は男女混合で1・5`、中学生女子は2`、3`、中学生男子は3`のコースで行われた。選手は秋晴れの空の下、保護者や仲間の声援を受けながらたすきをつないでいった。
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