2014年10月16日(木)付

おおまぴょん&ソでPR 大町市CATVが新取材車導入
 市営の大町市ケーブルテレビは15日、新しい取材専用車両を導入した。車体には大町市キャラクター「おおまぴょん」の姿がラッピングされ、市民に親しまれるケーブルテレビスタッフの足として、取材に奔走する。
 新車両はスズキの軽自動車ハスラーで、おおまぴょんの色に合わせ、車体の柄は青色のボディと白い屋根。車両の左右とリアドアにおおまぴょんが描かれた。
 CATVではこれまで取材専用車はなく、公用車を利用。メンテナンスなど共有しているため、取材に活用できないこともあった。親しまれるCATVとして、より円滑に取材活動を行い、市民の理解とPR効果を得られる車両とした。今後はアルプスマラソンなどの取材時に活躍する姿が見られそうだ。
全国に届け村の魅力 20日から 白馬三山の切手シート販売
 北アルプスを望む白馬村の景観をデザインした切手シート「長野 白馬の風〜白馬三山の四季彩〜」が20日から、中信地区の郵便局で販売される。白馬郵便局と白馬商工会が、地域を象徴する雄大な山々を地元のPRに生かそうと共同製作した。
 シートは82円切手10枚。白馬三山の四季にスポットをあて、菜の花や水田の水鏡、一面の雪景色などを背景にそびえる白馬岳と杓子岳、白馬鑓ヶ岳の景観を切り取った。村のマスコットキャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」も彩りを添える。
 製作には村や村観光局、プロのカメラマンなどが協力し、素材を提供した。商工会の会員事業所や都市部で開催する物産展などでの販売も検討している。
ソバ刈りを体験 八坂中 足踏みで脱穀も

 大町市八坂中学校は14日、唐花見の約10eのソバ畑で、ソバ刈りを行った。全校生徒31人が鎌を手にソバを収穫、足踏みの脱穀機で脱穀を行った。
 初夏の種まきに始まりソバ刈り、脱穀、そば打ちなどを一連の流れとして体験する「そば学習」の一環。1年を通して地域の特産物であるそばについて学び、3年目のそば打ち講習後には「そば打ち技能認定証」が授与される習わしとなっている。
お堂に澄んだ音色響く 霊松寺オータムコンサート

 大町市政施行60周年・合併10年記念の「霊松寺オータムハープコンサート」が11日、大町市霊松寺本堂で開かれた。ハープや水晶でつくられた楽器「クリスタルボウル」で奏でられる澄んだ音色がお堂に響き渡り、訪れた人が癒やしのひとときを過ごした。
 大町市内での演奏活動も行うハープセラピストの中野智香子さんやクリスタルボウル・サウンドヒーラーのはらまゆ美さんが映画音楽やクラシック曲、オリジナル楽曲などを演奏。大町市在住の朗読家・栗林さとしさんが地元民話の語りとコラボレーションし、来場者が目を閉じてお堂に反響する音の響きに聞き入っていた。
トットちゃんの電車到着 松川の新名所誕生に期待
 松川村の安曇野ちひろ美術館北側に拡充整備を進めている「安曇野ちひろ公園」に12日早朝、元長野電鉄信濃川田駅(長野市)から、電車2車両が到着した。絵本画家いわさきちひろ(1918〜74年)の絵を挿絵にした、同館館長で女優の黒柳徹子さん著書「窓ぎわのトットちゃん」に登場する「電車の教室」を再現するための車両。多くの人々が設置作業を見守り、平成28年夏に完成する新たな名所誕生に期待を込めた。
 列車は、長野電鉄(長野市)から譲り受けた大正15年、昭和2年製の1両全長17b、重さ30dほどある鉄道ファンにも人気の車両。車両は前日午後10時に長野電鉄旧屋代線信濃川田駅を出発。夜が白み始めた午前5時半すぎ、朝焼けとともに車両が公園に到着すると、沿道につめかけたお泊り会参加の親子や村民、鉄道ファンなど約150人が歓声をあげたり写真を撮り喜んだ。車両到着後は館内でセレモニーが行われ、テープカットなどで拡充整備の一歩を踏み出した。
四季の移り変わり一度に 「白馬三段紅葉」お目見え

 台風が過ぎ去った15日、白馬村では寒気の南下により白馬連峰の山々が雪化粧し、里山の広葉樹の紅葉、針葉樹の緑との三色が織りなす「白馬三段紅葉」がお目見えした。
 撮影スポットとして知られる白馬大橋や大出の吊り橋公園などには早朝から地域住民や観光客らが大勢訪れ、盛んにカメラのシャッターを切っていた。
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