2014年10月17日(金)付

休日の地震備え対応確認 大町合庁北安曇地方部が防災訓練

 県災害対策本部北安曇地方部(地方部長=土屋嘉宏北安曇地方事務所長)は16日、地震防災訓練を大町市の県大町合同庁舎で行った。休日にマグニチュード7の地震が発生し、中信地域に被害があった想定で、職員の初動や被害状況の情報収集など実践的な訓練を通して、迅速で的確な対応を確認した。
 同訓練は、大規模地震災害に備えて、発災直後を想定した初動対応や災害対策本部の運営の訓練を行い、組織体制を確認するため年1回行っている。
がん早期発見、治療を 大町県週間合わせ検診呼びかけ

 県の「がんと向き合う週間」初日の15日、がん検診の受診率向上を目指す街頭キャンペーンが、大町市の信濃大町駅前で行われた。大町保健福祉事務所や県がん征圧議員連盟、地元企業などから約20人が参加し、がんの早期発見、早期治療を呼びかけた。
 県は平成25年10月15日、国民の死因の大きな割合を占めるがんの予防や、患者を支える環境づくりを県民ぐるみで図ろうと、がん対策推進条例を公布。21日までを「がんと向き合う週間」に定め、全県で啓発活動を展開している。
英霊に不戦と平和誓う 池田で戦没者慰霊祭、追悼式

 平成26年度池田町戦没者慰霊祭・追悼式が16日、八幡神社と町公民館で開かれた。遺族や関係者ら約50人が出席。同町で戦争の犠牲となった403柱の英霊を慰め、不戦と恒久平和を誓った。
 追悼式で勝山隆之町長は「戦争の悲惨さと、そこに尊い犠牲があったことを、次の世代に語り継ぐことが私たちに課せられた重大な責務。悲劇を二度と繰り返すことがないよう、世界各国の都市と力をあわせ、核兵器のない、平和な世界の実現に取り組む。平和を愛し大切にする気持ちをはぐくむ町政を推進していく」と決意を語った。
特殊詐欺の被害防止へ JA白馬、おたり支所で啓発活動

 大町警察署直属の女性による自主防犯ボランティアチーム「セーフティ・サポート・チーム(SST)」(岡部康江会長)は15日、平成26年度全国地域安全運動の一環として、JA大北の白馬支所とおたり支所で、振り込め詐欺防止啓発活動を行った。
 両支所金融窓口前では、年金支給日とあって、高齢者の利用も多かった。メンバーは振り込め詐欺への注意を促すチラシと啓発グッズを手渡し、悪質化する詐欺の手口や対処法を説明しながら、防犯意識を高めてもらうよう訴えた。
松川村 すずの音ホール5周年 リンリンパークまつりにぎわう

 松川村のすずの音ホール5周年記念イベント実行委員会は13日、締めくくりの記念イベント「リンリンパークまつり」を同ホールで開いた。あいにくの雨模様の中、村内外から子ども連れなど多くの人たちが訪れ、ホールを埋め尽くした。
 折り紙やプラ板、木材を使ったさまざまな工作に挑戦したり、フルーツやクリームで飾られたパンケーキづくりに、子どもたちは目を輝かせ、出張動物園でやってきたウサギやヒヨコと戯れた。フリーマーケットコーナーには、村内の母親らによる手作り雑貨などが並び、にぎわった。
鍛錬の成果を披露 B&G少年武道大会

 第36回B&G会長杯少年武道大会(大町市教育委員会主催、大会長=荒井今朝一教育長)の柔道の部が13日、大町市平のB&G海洋センター体育館で開かれた。柔道競技に励む大北地域の小中学生選手22人が鍛錬の成果を披露した。
 同大会は、昭和54年11月の同体育館完成を記念して始まった記念大会。柔剣道を通じて青少年の健全育成を図っている。
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