2014年10月23日(木)付

信州エコ大賞奨励賞受賞 八坂中生徒会 ガードレール磨きで
 大町市八坂中学校生徒会(野高文太郎生徒会長)は、「信州エコ大賞」の「奨励賞」を受賞した=写真。ことしはグランプリとなる大賞の該当はなく、奨励賞が最高位。例年取り組んでいるガードレール磨きの活動が評価された。
 エコ大賞は県環境保全協会が主催し、ことしで16回目を迎える。県内で環境保全に貢献した実績のある個人・団体・企業を表彰する。今回は4団体が奨励賞に該当し、学校関係では八坂中が唯一の受賞となった。
 同校は昭和57年から、カーブの多い通学路のミラーやガードレールをきれいにすることで交通安全に取り組もうと、同校から明野トンネルまでの県道舟場矢下線・大町麻績インター千曲線で、道路清掃を30年以上にわたって取り組んできた。
国際人に学ぶ進路選択 白馬高でグローバル講演会
 白馬高校は22日、国際人を講師を招いた初めての「グローバル講演会」を開いた。全校生徒が、国内外で研鑽を積んだソプラノ歌手・岡村実和子さんの生き方と歌声に、多様な進路のあり方を学んだ。
 岡村さんは安曇野市穂高出身。町田シティオペラ協会ソリスト。桜美林大学を卒業後、二期会オペラ研修所を経て、アメリカに渡りメンフィス大学で学んだ。講演会でオペラや唱歌など歌声を響かせ、やりたいこと一筋に励んできた成果を披露した。
 同校は全校生徒数の減少に悩むなか、魅力ある学校づくりの一環として講演会を企画。英語教育に力を入れた観光学科の新設を視野に、国際的な人材の育成につなげるねらいだ。一般住民にも開放し、取り組みをアピールした。
両村チーム交流深める 白馬・小谷親善バレー大会

 白馬村と小谷村の女子バレーボール連盟は19日、白馬村ウィング21で「白馬・小谷親善バレーボール大会」(篠崎洋子大会長)を開いた。
 連盟に所属する両村の女性7チームが参加。開会式で白馬村スイートポテトチームの太田美鈴さんが力強い選手宣誓を行い、優勝めざして熱戦を繰り広げた。
 日ごろ対戦する機会のない両村内チームとの対戦とあって、一つでも多くの勝利を手にしようとそれぞれの気合いも十分。9人制バレーで、ファインプレーが続出し、盛り上がった。
アレチウリから地域守る 大町市常盤農家や住民駆除に汗
 大町市常盤の「清水地域資源保全会」と「西山地域農地・水・環境保全の会」は18日、アレチウリの合同駆除を両地区で行った。在来植物を脅かす外来種から農地などを守ろうと、農家や住民約120人が、地域ぐるみの作業に汗を流した。
 両団体は農地の保全に関わる地域の共同活動などを支援する、新たな制度の多面的機能支払交付金を活用した。参加者が草刈り機や鎌を手に、両地区の境界や河川の周辺など約100eで、アレチウリを刈り取った。
 資源保全会の勝野善文会長は「撲滅には作業の継続が必要。住民の生活環境や農地を地域ぐるみで守っていきたい」と話した。
そば打ちで3世代交流 大町常盤のふれあいプラザで
 大町市常盤の「ふれあいプラザ」で20日、3世代そば打ち交流が開かれた。子どもからお年寄りまで利用する施設で、そば打ち体験を通じて世代を超えて触れ合った。
 講師に、JA大北ときわ女性部のグループ「手習いそばクラブ(藤巻宗子代表)」のメンバーが訪れ、地元常盤清水産の新そば粉を用いて、手慣れたそば打ちを披露した。
 南小学校児童クラブの1年生から4年生までの子どもたち17人に指導し、子どもたちも実際に体験した。生きがいデイサービスを利用するお年寄り7人もその様子を見守った。席を囲んで打ちあがったそばを試食し、触れ合った。
安全な地域づくりへ研鑚 大町市大澤寺 大北保護司会など合同研修会
 大北地区保護司会(後藤志朗会長)、更生保護女性会(中村みさ子会長)、協力雇用主会(相模一男会長)はこのほど、大町市堀六日町の大澤寺で合同研修会を開いた。更生保護事業に取り組む関係3団体が一堂に会し、非行や犯罪のない地域づくりに決意を新たにした。
 午前の部の研修では、保護司の安定的確保について保護観察官に聞いた。有明高原寮の荘司みどり寮長にも話を聞いた。
 午後の部では、大正琴の「ささゆりの会(上條謹子代表)」の演奏や講話を楽しんだ。鉄道唱歌の替え歌「われら人生六十から」や「幸せなら手をたたこう」「ふるさと」など、ともに歌った。
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