2014年10月24日(金)付

健康づくり交流40年 大町市の老人体育祭
 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)は23日、第40回老人体育祭を大町市運動公園総合体育館で開いた。市内の高齢者の交流と健康づくりを目指して長年重ねられてきた行事。節目に、市内から約530人の高齢者が参加し、運動を通して親ぼくを深めた。
 大町A・B、平、常盤、社、八坂、美麻の市内7地区対抗で11のプログラムで体を動かした。参加者はおなじみのボール入れやペットボトル釣り、ニュースポーツなどの、さまざまな競技で真剣に競い、会場の応援席のアリーナから声援が響いた。
大町岳陽新校舎 公開授業でお披露目
 大町市の大町高校で23日、公開授業が開かれた。敷地内で完成した、市内2高校を統合して発足する新校・大町岳陽高校(仮称)の南校舎がお披露目され、訪れた保護者や卒業生たちが真新しい校舎を見学した。
 新校舎は北アルプスの山々をイメージした玄関に広々とした吹き抜けのロビーと開放感あふれる構造。腰板などに木をふんだんに使い、職員室や理科教室、図書館や複数の教室をつなげて多目的に使えるゼミ室などを備える。
 来場者は生徒たちの授業の様子を見学。27年度入試や新校についての説明会も行われた。
黄色と赤の競演 池田 長福寺の紅葉見ごろ

 池田町滝沢の長福寺境内に並ぶ大イチョウとモミジの紅葉が見ごろを迎えている。周囲の緑にイチョウの黄色とモミジの赤が映える。彩りの競演に連日、カメラ愛好者など多くの観光客の姿がある。
 高さ約30bのイチョウと樹齢100年を超えるモミジが寄り添うように並ぶ長福寺の紅葉。町を代表する秋の見どころとして注目を集めている。11月中旬まで黄色と赤のコントラストが楽しめそうだ。
地域の新たな産業に 自然エネ大北地協 白馬の小水力発電所見学

 自然エネルギー大北地域協議会は23日、管内小水力発電施設などの見学会を開いた。自治体や企業、住民団体などの関係者約30人が、県のモデル事業として建設中の白馬村平川小水力発電所などを視察し、豊かな水資源を活用したエネルギーの普及に理解を深めた。
 参加者は大町市内の東京電力大町新堰発電所や町川発電所、昭和電工常盤発電所なども視察。信州大学工学部の飯尾昭一郎准教授の案内で小水力発電の現状を学び、普及の可能性を探った。
サッカー基本や楽しさ学ぶ 大町児童センターコーチ招き教室

 大町市児童センター(松沢京子所長)はこのほど、小学校低学年を対象としたサッカー教室を開いた。松本山雅FCユースアカデミースクールコーチの久保翔コーチと小林陽介コーチの指導でサッカーの基本や楽しさを学んだ。
 児童14人が参加。施設内中庭でボールを蹴る、運ぶなどの動きや鬼ごっこなどゲーム要素を取り入れたトレーニングを行い、実際に2グループに分かれての試合で指導を受けた。
市内小中学生15人が入賞 大町消防署で防火ポスター表彰式

 大町消防署(服部守署長)と大町市防火管理者協議会(石原幹司会長)、大北地区中部消防連絡協議会(吉竹行仁会長)は21日、防火ポスターの表彰式を同消防署で開いた。火の取り扱い注意や火の怖さを描き、入賞した市内小中学生15人を表彰した。
 地域の防災意識向上を図ろうと毎年、市内の小中学生から作品を募集。ことしは267点の応募があった。関係者や美術教諭による審査会が9月に行われた。
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