2014年10月28日(火)付

地元産フドウのワイン親しむ 池田産地化目指し初の祭り
 ワインの産地化を目指す池田町で初開催となる「第1回信州池田ワイン祭り」(同実行委員会主催)が26日、町クラフトパークで開かれた。県内外から約500人が来場。北アルプスや東山の紅葉の景色を楽しみながらワインに親しんだ。
 同町のワイン用ブドウの栽培振興やワイナリー構想実現につなげようと計画し、町内で生産契約しているメーカー4社が協賛。県の地域発元気づくり支援金も利用した。
 来場者は、各社のさまざまな種類のワインを味わいながら、炭火で焼く黒豚や町のキャッチフレーズ「ハーブの町」にちなみ、ハーブを使った肉などに舌鼓を打っていた。
心を込め筆走らせる 白馬で小中学生席書大会
 白馬村公民館と村書道同好会共催の「白馬席書大会」(大糸タイムス社後援)が25日、同村役場多目的ホールで開かれた。村内の小中学生55人が参加。短い制限時間内に作品を書き上げる緊張感のなか、ひと筆ひと筆心を込めて筆を走らせた。
 同好会では子どもたちに郷土を愛する心を身につけてもらおうとの思いから、ことしは昔ながらの農村風景にちなんだ課題とした。「こめ」「こがね色」「豊年満作」「収穫感謝祭」など、学年別の手本を見ながら、真剣な表情でそれぞれの書に向き合っていた。
スポーツ好き≠ェ親交 池田町で合コンイベント
 池田町スポーツ推進員会(田中清会長)は26日、スポーツが好きな男女を集めた合コンイベント「スポコン」を町クラフトパークで開いた。県内各地から「とっておき」のジャージを着用した男女約40人が参加し、秋晴れのすがすがしい日和のなか、野外でのレクリエーションゲームなどを通して親交を深めた。
 交流を図るレクリエーションゲーム「木とリス」を池田町バージョンにした「七色カエデとリス」や、自己紹介と相手との共通点を探す「あなたと私は似たもの同士」などさまざまな企画が行われ、徐々に参加者同士の距離を縮めていった。同日、クラフトパークで開かれた信州池田ワイン祭りにも参加し、1日を楽しんでいた。
練習の成果を発表 池田小で音楽会
 池田町の池田小学校(中村豊校長、児童235人)の音楽会が23日に開かれ、大勢の保護者や来賓が見守る中、練習の成果を発表した。
 初めての音楽会に挑んだ1年生は、「にんげんっていいな」の歌詞を「1年生っていいな」に換えて、元気に合唱した。6年生は力強い歌声で、「明日へつなぐもの」を心をひとつに歌い上げた。
 合唱団や職員による合唱も行われて盛り上がり、子どもたちの精一杯なステージに、会場からは終始温かい拍手が送られていた。同校の校歌が制定50周年を迎えたのを機に、校歌の二部合唱を全校児童が披露した。
優雅なひとときを満喫 黒部ダム 遊覧船ガルベで生演奏

 立山黒部アルペンルート・黒部ダム湖の遊覧船ガルベで25日、初の船上コンサートがあった。ガルベに乗船した観光客が秋晴れの空にくっきりと見える立山連峰などの山々を望みながら、ゆっくりと湖面を遊覧するガルベで電子ピアノとフルートの生演奏を楽しみ、ゆったりとした時間を過ごした。
 コンサートは、以前大町市平日向山のくろよんロイヤルホテルに勤務していた、観光事業室課長の柏原清さんが、同ホテルで5年ほど前から行っているロビーコンサートをガルベの船上でも行い、誘客にもつなげたいと企画した。
高瀬中生徒の作品も 池田町堀之内でかかしあげ

 池田町堀之内地区の住民有志らによる恒例の「かかしあげ 田舎の文化祭」が25日、同地区で行われた。田園地帯に現れたユニークなかかしたちが、来場者の目を楽しませた。
 地元高瀬中学校3年生が総合的な学習の一環で制作したかかし7体も登場した。かかし村村長の松澤範明さんに指導を受け、掃除をしている小学生≠テーマに制作。ほうきやちりとり、ぞうきんなどを手に野球に興じる子どもたちの姿をかかしでリアルに再現した。
トップページ 10月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2014 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.