2014年10月29日(水)付

身障者とプレーで触れ合う 大町仁科台中野球部が交流試合
 大町市の仁科台中学校(矢口修校長)の野球部は26日、県内唯一の身体障害者野球チーム「佐久レッドスターズ」との交流試合を同校グラウンドで行った。部員は障害を乗り超えプレーする選手の姿にじかに触れ、交流と理解を深めた。
 同チームは佐久市を拠点に活動し、選手は義足や片腕欠損、半身まひなど、身体に障害を抱えるメンバーで構成。全国大会でも活躍している。試合では、左手だけでミットと送球を操るなど健常者顔負けのプレーに、部員たちも真剣に試合に臨んでいた。
紅葉の古道駆け抜ける 小谷村で塩の道トレイル

 小谷村を会場に「塩の道トレイルウオーク&ラン」(同実行委員会主催)が25、26の両日開かれた。県内外から200人余が参加して、紅葉の美しい歴史的古道・塩の道の山間コースを駆け抜けた。
 ことしはコース内でクマの出没が懸念されたことから、大会実施が危ぶまれていたが、実行委では安全対策を強化し、当初予定していたロングコースの距離を短縮して実施した。両日とも最高のスポーツ日和に恵まれ、ランナーたちを歓迎した。
人材育成の手腕学ぶ カンボジア中央省庁職員 池田で研修

 カンボジアの中央省庁で職業訓練に携わる14人は27日、池田町の製造業・赤田工業を視察研修で訪れた。
工場内製造工程の見学や赤田弥寿文社長による座学に熱心に耳を傾け、精度の高いものづくり技術に必要な人材育成の手腕などについて認識を深めた。
 視察研修は、発展途上国を対象に技術協力の一環として国際協力機構(JICA)が実施。14人は40代を中心とした中堅職員で、職業訓練教育コースとして参加した。
3種類の米食べ比べも まつかわ秋祭り収穫祭

 第10回安曇野まつかわ秋祭り収穫祭(同実行委員会主催)が25日、松川中央公園「リンリンパーク」で行われた。秋晴れのもと、子ども連れなど大勢が来場し、収穫の秋を満喫した。
 食育体験コーナーでは、OKM(おこめ)3総選挙と題して、3種類のお米を食べ比べた。地元のコシヒカリ「鈴ひかり」と北海道産のゆめぴりか、魚沼産のコシヒカリでおいしさを競った。参加者は3つのお米を試食し、一番おいしいと思うお米に投票。味をかみしめながら「どれもおいしい」と、甲乙つけがたい様子だった。
「忍者ショー」初登場 大町市 森城址まつりにぎわう

 大町市平木崎湖畔にある「森城址」の再生事業に取り組む森城址保存会は26日、第3回信州木崎湖「森城址まつり」を同城址の仁科神社境内で開いた。約400人が来場。忍者ショーや子どもクイズラリーなどの催しで、歴史が残る湖畔の城跡に親しんだ。
 市内初登場の「伊賀流忍者ショー」では、三重県から伊賀神服部流忍術を継ぐ忍者集団・黒党(くろんど)が登場。秘伝の忍術を見せ、会場を盛り上げた。
ペダルなし自転車で力走 大町市の中山高原 子どものランバイクレース
 大町市中山高原のNPO法人・森の風(結城寛治代表理事)は26日、信州大町チャレンジフィールド「第2回恒例祭」を開いた。日本ランバイク協会による、足で蹴って進むペダルなし自転車のレースなどが行われ、秋晴れの高原がにぎわった。
 ランバイクレースは県RFC(ランバイクフレンドリーカップ)シリーズの第3戦に位置付けられる大会。県内各地から参加した2歳〜8歳ほどの子どもたちは保護者の応援を受けながら、土のコースを元気に走っていた。最終戦は8日に高山村YOU遊ランドで開く。
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