2014年10月30日(木)付

地域に感謝「ふるさと清掃」 大町八坂小中生と老人クラブ

 大町市の八坂中学校生徒会が行う「ふるさと清掃」で27日、八坂小学校4〜6年の児童35人と同地区の老人クラブ「大平寿会」の会員も参加し、市民バスふれあい号・相川〜満仲間のバス停周辺の清掃奉仕を実施した。
 「ふるさと清掃」は地域に感謝を伝え、八坂地区の活性化を願って同中生徒会が毎年実施してきた。地区内の八坂小、八坂中は信州型コミュニティ・スクール制度を取り入れて運営しており、両校のスクールコーディネーターを務める松下忠晃さんの声かけでことし、合同実施となった。
防犯意識高揚 実践的に 白馬 コンビニで強盗対応訓練
 大町署と大北防犯協会連合会は28日、強盗対応訓練を白馬村のセブンイレブン白馬みそら野店で開いた。全国で毎年、年末にかけて凶悪犯罪が多発するなか、店員が強盗にふんした署員に対処する実践的な訓練を行い、防犯意識の高揚に努めた。
 訓練には大北コンビニエンスストア防犯協会の14店舗から店員が参加。来店した強盗役が、刃引きした包丁を店員に突き付け現金を奪い、仲間が運転する車に乗って逃走した。緊迫した雰囲気のなか、店員が犯人の特徴や車のナンバーを覚え、警察に報告していた。
 大町署はカラーボールの設置や従業員の啓発などを促すとともに、「従業員の安全を第一に対応してほしい」と呼びかけた。
国際色豊かに練り歩く 白馬deハロウィン10年に

 白馬村のエコーランド通りの秋の名物イベント「白馬deハロウィン」(同実行委員会主催)が26日に開かれた。村内外から幅広い世代が参加。ハロウィーンをモチーフにした仮装に身を包み、「トリック・オア・トリート」の合言葉で大通りをにぎやかに練り歩いた。
 子どもたちはカボチャのお化けや魔女、人気アニメの主人公などになりきって、かわいいおねだりでたくさんのお菓子を獲得し、満面の笑顔を見せていた。協力店でも仮装をして参加者を出迎え、祭りを盛り上げた。
「池田小唄」歌い踊る 池田町 保存会が文化祭で発表
 池田町総合体育館で25日、「みんなの文化祭・芸能祭」が開かれ、芸能ステージで「池田小唄」が発表された。昭和初期に歌い踊られた民謡を同町文化祭開催50年の節目を記念して、町芸術文化協会役員を中心とした「池田小唄保存会」が復活させた。昔の池田の情景が浮かぶ民謡を楽しんだ。
 「池田小唄」は、繁栄を歌にして残したいと考えた有志が昭和3年から5年ころに完成させたといわれる。一般から募った池田の名所旧跡や特産物など取り入れた歌詞に、当時の池田小学校教師だった平林文次氏が作曲した。
 練習を重ねた芸文協らが、当時の五線譜からキーボードや尺八、太鼓などアレンジした演奏と踊りで小唄を披露。「稲穂 稲穂千里の池田の町は ヨイトサノセ」など、池田にまつわる歌詞やリズミカルな唄と優雅な踊りに多くの来場者が関心を寄せていた。
読書ボラ8団体が発表 BOOKBOOK2014 大町で

 大町市の市立大町図書館で26日、市の読書ボランティアサークル連絡会による恒例イベント「BOOKBOOK2014」が開かれた。連絡会に登録する市内のボランティアサークル8団体が一堂に会し、日ごろの成果の発表を兼ねて年に1度開く。大町図書館共催。
 14回目のことしは「いくつになってもお話し大好き!」をテーマに開かれた。会員らが実施する地域の学校や保育園・幼稚園などでの読み聞かせや語りなどの活動の紹介も交えつつ、ペープサートやパネルシアター、紙芝居、オカリナ演奏などが次々と披露された。
カボチャのかぶり物づくり 松川村図書館まつりにぎわう
 松川村図書館は25、26の両日、図書館まつりを開いた。村の収穫祭と文化祭に合わせ、子ども連れなど多くの来館者でにぎわった。
 村のマスコットキャラクターりん太とリンリンが来館し、スタッフ手作りのカードケースを来館者にプレゼントした。図書館カードを入れたまま、バーコードを読み取れるようデザインされたもので、好評を得ていた。
 子どもたちはハロウィーンにちなんだ工作教室に参加し、カボチャやガイコツのかぶり物をつくった。スタッフが用意した型をはさみで切って組み合わせるだけの簡単な作業に、小さな子どもたちも挑戦。出来上がった作品をうれしそうににかぶっていた。
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