2014年10月31日(金)付

出会いの場交流深める 大町折弁で婚活イベント

 大町市東町の宴会・仕出し業の折弁(荒川松子支配人)でこのほど、2回目となる婚活イベントが開かれた。大北・安曇野地域から約30人の男女が参加し交流を深めた。未婚・晩婚化が進む中、市の結婚促進につなげようと立ち上がった折弁提供の出会いの場は盛り上がりを見せた。
 20〜40代と若い世代の男女が集まった。
5、6人を1テーブルに、特製すき焼きなど折弁自慢の料理を囲みながら和やかな雰囲気で始まった。時間が経つにつれ会話は弾み、会場には男女の笑い声が響いた。
心と体をリフレッシュ 白馬 障害者マレットで交流
 大北地域の知的障害者や家族でつくる、大北圏域手をつなぐ育成会(須澤文明会長)はこのほど、障害者ふれあい事業の一環として、白馬村の白馬グリーンスポーツの森でマレットゴルフ交流会を開いた。
 身体・精神・知的などさまざまな障害のある人やその家族ら50人余が参加。快晴に恵まれ、白馬の秋の自然にふれながらコースに快音を響かせた。
 参加者は力いっぱいスティックを振り、ボールの行方に一喜一憂した。ホールをクリアしていくたびに、スティックさばきも上手になっていくようすがうかがえ、楽しい一日を過ごしていた。
池工生徒会 通学路きれいに

 池田町の池田工業高校生徒会は28日、恒例の校外清掃活動を、多くの生徒が利用する松川村のJR信濃松川駅周辺で行った。日ごろの感謝を込めながら、駅舎の窓拭きやクモの巣払い、ゴミ拾いに汗を流した。
 生徒たちは午前8時ころ集合し、ゴミ袋やほうき、雑巾などを手に作業を始めた。駅名の看板など念入りに拭いていった。駅駐輪場や学校までの約2`の通学路のゴミ拾いも実施した。
 校外清掃活動は、生徒会清美委員会が中心となり、毎年春と秋に開催している全校生徒参加の作業だ。
窓口対応で特殊詐欺防げ 大町市 JA大北平支所が訓練
 大町市平のJA大北平支所(石原明支所長)で27日、特殊詐欺の窓口対応訓練があった。県内で被害が絶えない特殊詐欺被害から利用者を守るため、職員が誘導や説得の方法などを学んだ。
 訓練は、業者がリフォーム費用を直接自宅へ受け取りに来るため現金400万円が必要という警察官ふんする利用者が来所。「とにかく時間がない」などと金銭の用途などがはっきりしない利用者に対し、職員が警察から提供されているパンフレットなどを提示し「息子や孫から連絡がなかったか」など質問。上司にも相談し「息子から『電話番号が変わった』と電話があった」という利用者に「最近県内で特殊詐欺が多いので念のため息子さんの以前の携帯電話番号に連絡してみてもらえませんか」と促し、説得した。
 大町署管内ではことし、3件・計3050万円の特殊詐欺被害が発生している。同署生活安全課は「典型的なパターンでもだまされる人がいる。金の使用目的などを聞き、とにかく警察に通報し、協力して詐欺被害をなくしたい」と呼びかけた。
魅力ある食材子どもたちに 美麻小中学校 給食でイワナ味わう

 大町市の美麻小中学校(塩原雅由校長)で29日、地元で育ったイワナが給食で提供された。子どもたちは美麻の清流で育った食材を味わい、地域の魅力に触れた。
 イワナは頭からしっぽまで一尾丸ごとの塩焼きで、「美麻いわなクラブ(酒井孝芳会長)」のメンバーが春から育ててきたもの。早朝に採れたばかりの魚に、子どもたちは「おいしい」「やわらかい」とほおばっていた。
 同会は、山村留学センターがかつて使っていた地区内の養魚場を活用しようと、本年度から養魚に取り組んでいる。魅力ある食材を子どもたちに味わってもらうことで、地域への関心を高めてもらいたいと食材を提供した。
料理で研修生と交流 大町、白馬 中国語教室の生徒
 大町市常盤公民館と白馬村公民館での中国語教室(前島美紀講師)で学ぶ生徒たち23人は28日、大町市を訪れている中国人研修生との交流会を常盤公民館で開いた。講座の終了が近づき、料理づくりを通じて生の中国語と触れた。
 近藤紡績で研修している中国人女性4人が訪れ、本場の餃子(ぎょうざ)や中華パイなどを言葉を交わしながら作った。ともに席を囲み、ゆで餃子や揚げ餃子など、本場の味わい方に舌鼓を打った。生徒もたこ焼きをつくり、日本の味をお礼に伝えた。
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