2014年11月1日(土)付

松本山雅J1昇格目前に サポーターPR大町市でも
 サッカーJリーグ2部(J2)松本山雅FCのJ1昇格を目前に控え、大北地域のサポーターでつくる「松本山雅大町サポの会」は10月31日、街頭PRをJR信濃大町駅前で行った。応援の輪を地元でも広げようと、ホーム「アルウィン」での観戦を呼びかけた。
 山雅は10月31日現在、4試合を残してJ1自動昇格枠内の2位。1日に福岡市で行われる対アビスパ福岡戦で勝利すれば、J1昇格が決まる。アルウィンでは9日にジェフユナイテッド千葉戦、23日に水戸ホーリーホック戦が行われる。
 駅前では会員と山雅役員の10人がPRに参加。「12人目の選手」を意味する、12番のユニフォームを身に着けたサポーターたちが、試合の日程を載せたカイロを乗客に配った。
鮮明な戦争体験の記録 映画「白馬の熱い夏」完成
 戦争の記憶をドキュメンタリー化した映画「白馬の熱い夏〜もう一つの戦時資料〜」がこのほど、完成した。白馬村在住の戦争体験者の証言をまとめた映像で、プロデューサーを務めた、信濃大町観光大使の吉丸昌昭さんは「私たちが今、話を聞き、記録しておかないと語り継ぐことができない。今後も作品を作り続けたい」と意欲的に話す。 平成23年に吉丸さんが発表した、ドキュメンタリー映画「大本営最後の指令〜遺された戦時機密資料が語るもの〜」で兵事資料の存在が公になったことで、旧神城村役場にも一般住民の手に渡った兵事資料があったことがわかった。記録をたどって、80〜90歳代の村内在住者にインタビューなど取材を敢行、人々の鮮明な戦争の体験記録が映し出されている。
池田町プレミアム商品券 11月22日販売開始 にぎわい創出へ
 1万円で1万2000円分の買い物ができる池田町プレミアム商品券(町商工会発行)が11月22日、販売開始となる。町の協力を得て8回目の発行。町商工会は「消費拡大で地域のにぎわい創出につなげたい」と話す。
 1000円券12枚つづり1セットが1万円で購入できる。3000セットを用意し、1人2セットまで。町在住者と町内事業所に勤務する人が対象。
 町商工会員事業所のうち約100店のほか、町内大型店ビッグ信州池田店でも使える。大型店での使用は12枚のうち7枚まで。
 毎週金曜日に2丁目のスペースゼロで開催する「晴れるや市」での使用も検討している。商品券の使用期限は来年3月22日まで。
 販売初日の22日は、65歳以上の高齢者世帯と18歳以下の子どもがいる世帯を限定に販売。スペースゼロと町ハーブセンターで午前10時〜午後4時まで。
本格ARの世界体感 大町児童センター読み聞かせ会
 大町市児童センターでこのほど、世界初の本格AR(拡張現実)絵本「プリンセス・プーパックとナオ」の読み聞かせ会が開かれた。市立大町図書館とのタイアップ企画。
 絵本は6歳の男の子・ナオが、自分の部屋の秘密の穴の先にある「こびとの国」の王女・プーパックと出会うストーリー。スマートフォンやタブレット端末で専用のアプリをダウンロードし、端末のカメラを絵本にかざすことで画面上に3Dキャラクターが現れる。
 読み聞かせ会では、作者でARを開発したエルバホールディングスの会社社長も務めるよっちんΩちんさんこと副島(そえじま)直子さんが来所し、端末の映像を大型画面に反映させて大勢でARの世界を体感した。
大町図書館に「花の川」 食とアートの廻廊 作品を展示

 大町市内で夏に開いた「食とアートの廻廊2014」で大町名店街に飾られた作品が、市立大町図書館に飾られている。まちを飾ったアートが、イベント終了後も地域を彩っている。
 地域の住民と作家が協力した作品をイベント後にも展示したいと、伊藤悦男館長が呼びかけ、図書館が譲り受けた。訪れた人たちの目を引いている。


かぼちゃや魔女に変身 大町 ハロウィーンのイベント各地で

ふれあいプラザ

 大町市常盤のふれあいプラザで、近くのあすなろ保育園の園児がハロウィーンの仮装で訪れている。30日は年長児20人が、お年寄りたちと触れ合った。
 子どもたちはかぼちゃや魔女の衣装をまとい、手遊びなどを披露した。デイサービスを利用するお年寄りは「かわいいね、」と喜び、子どもたちに手づくりの手裏剣の入ったお菓子を配った。

子育て支援センター

 大町市児童センター(松沢京子所長)の子育て支援センターは30日、未就園児とその母親を対象とした人気の教室「英語であそぼう」のハロウィーンバージョンを開いた。
 ハロウィーンの雰囲気を、親子で味わってもらおうと毎年実施。23組の親子が参加し、市内で英会話教室を営む築地紀子さんを講師に、英語での読み聞かせや体操で英語に親しんだ。
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