2014年11月2日(日)付

菊花展 栗林さん県知事賞 大町市文化祭始まる

 平成26年度大町市文化祭が1日から市文化会館で始まった。市民が熱を入れる芸術や文化活動など披露の場は初日からにぎわった。約90年の伝統ある文化祭菊花展(市など主催、市秋香会共催)の表彰もあり、最高賞の県知事賞(競技花の部)は栗林紀世子さんが輝いた。菊花展は3日まで。
 今年の菊花展は、競技花、懸崖、花壇、盆栽、福助花壇、三本立、総合花壇、ダルマ花壇、菊づくり講座受講生の9部門に229点の出展があった。
イルミ「魔法」テーマに 国営公園大町・松川でスタート
 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で1日から、恒例のイルミネーションイベント「光のペーシェント」が始まった。色鮮やかな35万球のLED電球で園内を装飾。静寂な森の中に光のテーマパークが登場した。
今年のテーマは「魔法であやつるイルミネーション」。タッチパネルのボタン一つで光の装飾パターンを操作できるなど体験型イルミネーションも取り入れた。
 来年1月12日までの期間中、閉園時間は午後9時。イルミ点灯は午後4時。週末を中心に多彩な催しを企画している。11月の土日祝日は、ゴムロープとトランポリンで夜空を舞う「ナイトハイパージャンプ」、休憩棟レストランでは土曜日を中心に地元演奏家らによるコンサートなどもある。
外国人受け入れ態勢整備 八方尾根観光協会 入門セミナー
 白馬村の八方尾根観光協会は28日、会員事業所を対象としたインバウンド(海外からの誘客)入門セミナーを開講した。村内への外国人観光客が増加するなか、宿泊施設関係者らが、受け入れに必要な態勢や基本的な英会話を学んでいる。
 講座は11月25日まで毎週火曜日、全5回の日程で開く。外国人観光客を積極的に受け入れている「しろうま荘」支配人の丸山俊郎さんと、八方尾根開発のインバウンドマネージャーでオーストラリア出身のナリニ・ファッタレさんを講師に実用的な内容だ。
災害時の協力体制確認 小谷で避難防災訓練

 小谷村中土地区で26日、「中谷避難防災訓練」が実施された。豪雨災害が発生し、避難勧告が発令されたという想定で、各集落単位で一斉避難訓練を行い、日ごろの自主防災活動での住民同士の協力体制を確認した。
 広報無線を合図に地域住民は、集落で決めた一時避難場所への避難をいっせいに開始した。避難所では各集落の自主防災組織の代表者がただちに住民の安否を確認し、同時に各施設の防災無線を利用して、指定避難所の中土観光交流センターやまつばきと交信する通話訓練を行った。
秋空に快音元気にプレー 池田 本紙杯ゲートボール大会

 池田町ゲートボール協会(臼井通浩協会長)は26日、第13回大糸タイムス杯ゲートボール大会を池田町農村広場で開いた。11チーム70人が秋晴れの青空のもと、快音を響かせた。
 開会式で、大糸タイムス社の水久保節社長は「長く続いたことは元気に出場していただける皆さんのおかげ」とあいさつし、購読協定に基づいた応援金を各チームに手渡した。
会員の絵画・陶芸並ぶ いーずらで長門教室展覧会 大町
 大町市仁科町のギャラリー・いーずらで7日まで、第10回長門教室展覧会を開催中。10人の会員が1年間に手がけた50点ほどの絵画や陶芸作品約70点が展示され、来館者の目を楽しませている。
 長門教室は13年ほど前に同市美麻の「おおしお」、「ふたえ」の両市民農園入居者と近隣住民の交流を目的に発足した同好会。美術教諭の長門裕幸さんを講師に活動を重ね、年1度の展覧会を開く。今年は同所で開く10周年の記念展となり、会期を延長しOB会員の作品も展示した。
 絵画は油彩や水彩など近隣地域の風景から海外の景色までさまざま。陶芸作品も日々の食器や抽象的な作品までが彩り豊かに並んだ。
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