2014年11月4日(火)付

地域の振興発展に尽力 大北各市村 文化の日表彰
 「文化の日」の3日、大町、白馬、小谷、松川の大北4市村で、地域の振興や発展に尽力した個人・団体の功績をたたえる表彰式が行われた。大町市は、JA大北アプロードで開き、地方自治の発展や社会福祉、文化・芸術、教育、スポーツなど各分野で活躍した19個人、2団体を表彰した。
 牛越徹市長は「市勢発展のため、多大な貢献をされたみなさまを顕彰できることは市にとって大きな喜び。受賞されたみさんの長きにわたる尊い取り組みや業績の数々は、まさに市の目指す市民参加と協働のまちづくりの精神に通じるもの。一層のご活躍を期待します」とたたえた。
大町高過去最高の7位 県高校駅伝競走大会で

 県高校駅伝競走大会が2日、大町市運動公園陸上競技場を発着地点に開かれた。50校で争われた男子には、地元の大町高校が出場し、過去最高の7位に入る大健闘を見せた。メンバー唯一の3年生の細井奨太を中心にまとまりあるチームに仕上がり目標に掲げていた8位以内を達成した。
 同大会は全国高校駅伝予選会と北信越高校駅伝大会の予選を兼ね開催された。42・195`7区間の男子には50校、21・0975`5区間の女子には15校が出場。各校威信をかけたたすきリレーで秋真っ盛りの北アルプス山麓を駆け抜けた。
囲碁村大町で魅力発信 プロ棋士と子ども 対局で交流
 囲碁の若手棋士や愛好家でつくる「nagoya amigo(名古屋アミーゴ)」は1日から3日まで、合宿を大町温泉郷の黒部観光ホテルで行った。初日は「アルプス囲碁村」を掲げる大町市の子どもたちを招き、プロたちが対局を通じて競技の魅力を伝えた。
 合宿にはプロ棋士の下島陽平八段、柳澤理志四段、大澤健朗二段の県内出身者3人と高橋真澄二段が参加。市内「子ども囲碁教室」で学ぶ小学生や園児ら10人を、多面打ちで相手にした。子どもたちはアドバイスを受けながら対局し、好手をほめられると顔をほころばせていた。
クラフトの祭典で秋満喫 池田町オクトーバーフェス

 池田町観光協会はこのほど、景観を生かしたクラフトの祭典「信州池田町オクトーバーフェスティバル」をあづみ野池田クラフトパークで開いた。北アルプスを一望する公園で、秋の一日を満喫した。
 地元や全国からクラフトと飲食合わせて約30店が出店した。個性的なクラフト作品の販売のほか、キャンドルづくりや木工教室の体験、毛糸の手紡ぎや木製帽子制作の実演などが行われ、手仕事の魅力を発信した。コマ回し場や手作りシーソーの遊具も設置され、子どもから大人まで思い思いにクラフトに触れていた。
自分で育てたサツマイモ 白馬幼稚園「焼いも大会」
 白馬村の信学会白馬幼稚園(池田俊治園長)でこのほど、園児が自分たちで育てたサツマイモの「焼いも大会」が行われた。未就園児の親子も招待し、秋の味覚を堪能した。
 園児が前日にサツマイモをぬれ新聞とアルミホイルで包んで焼いもの準備を行い、教諭らが大きなたき火をおこして焼いもにした。
 待ち時間は教諭らがサツマイモにちなんだ人形劇で食育への関心を持たせた。おき火の中でじっくりと焼き上げた包みを開くと、黄金色の焼いもがほくほくの湯気を立ててあらわれた。園児らは「おいしそう。早く食べたい」と大興奮。園児は「甘くておいしいね」「あったかいね」と笑顔で話しながら、ボリュームたっぷりのサツマイモに舌鼓を打っていた。
大町南小社会科学習「黒豚かわいいね」

 大町市の市立大町南小学校(手塚善雄校長)の3年生約60人は10月30日、北アルプス山麓ブランドにも認定される「大町黒豚」を生産する常盤須沼の飯嶌養豚場を見学した。「人々の仕事と私たちのくらし」を学ぶ社会科学習の一環。
 生産者の飯嶌楯雄さんが豚の飲む地下水やこだわって与えている飼料について説明し、子豚や母豚約300頭を飼育する豚舎を案内した。豚舎に入ると子どもたちは「かわいい」「小さいね」と興奮した様子だった。
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