2014年11月9日(日)付

登山HP大町高最優秀に 県の中高生コンテストで
 本年度の「信州山の日」制定にあわせ、県教育委員会が県内の中高生から募集した信州の山の良さをPRする「学校登山のすすめ」ホームページ(HP)コンテストの高校の部で、最優秀賞に大町市の大町高校(横川秀明校長)が選ばれた。8日、松本市の松本空港で表彰式が行われた。
 大町高校では、ことし7月に67回目の開催を迎えた恒例行事の「全校登山」や、山岳部の活動で登った槍ケ岳・唐松岳など全9コースを紹介。500枚以上にのぼる生徒らが撮影した写真から画像を選び、登山ルートの紹介や各山の魅力、険しさまで、文章でまとめた。完成度の高さや、各コースの楽しみ方などがわかりやすいことが評価された。
大北の魅力東京にお届け 銀座で北ア山麓ウイーク
 北ア山麓の魅力をまるごとお届け―。「信州・北アルプス山麓Week in 銀座」は8日、東京都の県アンテナショップ・銀座NAGANOしあわせ信州シェアスペースで始まった。県内市町村単位では初めて同施設を利用。8・9の両日は5市町村の合同フェア、10日から14日までは各市町村で、物産展や観光PR、田舎暮らし・移住相談を行う。
 主催は北アルプス山麓育ちin首都圏実行委員会(宮澤敏文委員長)。初日の8日、宮澤敏文・諏訪光昭両県議や土屋嘉宏北安曇地方事務所長、構成団体代表たちがエントランス前で、宮澤委員長の「北アルプス山麓・大北はひとつ。頑張ろう」の掛け声でテープカットし開幕を祝った。
ものづくり教育に貢献 池田の赤田工業ふるさと企業大賞

 池田町の機械金属加工業・赤田工業は、地域総合整備財団の平成26年度「ふるさと企業大賞(総務大臣賞)」を受賞した。7日、赤田彌壽文(やすふみ)代表が勝山隆之町長を表敬訪問し、受賞を報告した。
 ふるさと企業大賞は、地方公共団体が支援する「ふるさと融資」を活用した民間事業所のうち、地域の経済効果や雇用などの点で魅力ある地域づくりに貢献していると認められた事業所に贈られる。本年度は県内で2事業所、全国で9事業所が受賞した。
白馬の村男全国167位 ゆるキャラGP2014

 全国のご当地キャラクターなどが人気を競う「ゆるキャラグランプリ2014」で、白馬村の「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」が、1699体中167位と健闘した。村を通じて「応援ありがとうございます。来年は1位を目指したいです」とコメントした。
 村男は本年度、ユニークな姿が若者を中心に人気を集め、テレビなどの出演が急増。全国的に認知度を高め、県内外から2万248票を獲得、大北地域トップの167位になった。企業による商品化など使用申請も70件と、昨年度の30件から倍増している。
大町 八坂小で郷土学習交流会 地域の食や遊び伝える

 大町市八坂公民館(北澤徳重館長)は7日、ふるさと伝承事業で小学生とお年寄りの郷土学習交流会を八坂小学校で開いた。地区内のお年寄り20人が、全校児童50人に地域の食や遊び、暮らしの伝統を伝えた。
 わら細工や干し柿づくり、おやきやそば料理など、さまざまな分野で体験した。竹細工では、竹とんぼや水鉄砲、弓矢など、昔ながらの手づくりおもちゃを、ナイフで製作した。お年寄りは慣れた手さばきを披露しながら、ていねいな指導で子どもたちに伝えた。
被災地に根付く活動学ぶ 大町LCが気仙沼訪問 交流図る

 大町市の大町ライオンズクラブ(LC・遠藤みどり会長)は5、6の両日、東日本大震災の被災地・宮城県気仙沼市を訪れた。気仙沼LCを訪問し、被災地に根付くLCとして、復興のさなかでの活動を聞き、交流を図った。
 訪問は、大糸タイムス社と記事の相互配信など提携している気仙沼市の三陸新報社の浅倉眞理社長が、気仙沼LC前年度会長だったことなどから計画された。
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