2014年11月13日(木)付

写真で綴る大町の歴史 市制60周年に初の記録集
 大町市の市制施行60周年・合併10年を記念し、記念写真集「ふるさと大町」が13日、発売される。企画した塩原書店の塩原義夫社長と刊行した郷土出版社=松本市=の辻正道専務は12日、荒井今朝一教育長を訪れ、塩原社長は市内小中学校などにと10冊を寄贈した。
 写真集はA4判232nに、約60の市民や団体から集めた約400点の未公開写真を掲載する。市制施行記念の祝賀行事や黒部ダム完成、市内各地域の生活の営みや最近の60周年記念式典まで、昭和20年代から現代までの貴重な写真を収録。失われた風景も含め、市の歩みを生活感あふれる写真でつづり、まちの歴史を振り返り節目を祝う。大町市単独での記録写真集は初という。
芸達者なお年寄り登場 白馬村シニアクラブ芸能祭

 白馬村シニアクラブ(吉澤豪俊会長)は12日、第24回芸能祭を村多目的研修集会施設ホールで開いた。各単位クラブ会員が1年間、練習した出し物を披露する、同クラブの最大行事。会場には300人余のクラブ員が詰めかけ、全地区から27の団体や個人が出演してカラオケや詩吟、舞踊などバラエティに富んだ演目を披露した。それぞれの発表を見ながら楽しいひとときを過ごした。
人の価値はみな同じ 小谷中 フィディアさんが講演

 小谷村の小谷中学校はこのほど、人権講演会を開いた。飯綱町在住の小林フィディアさんが「ソーテ・サワサワ〜人の価値はみな同じ〜」と題し講演。タンザニアから遠く離れた日本に嫁ぎ、異文化の壁を乗り越えてきたフィディアさんの体験談から、日ごろの自分自身の行動や言動を振り返り、人権への理解を深めた。
池田クラブAが優勝 池田町早起きソフト閉幕
 池田町早起きソフトボール連盟(片瀬信男会長)は8日、26年度大会の閉幕式と納会を町福祉会館で開いた。ことしは5チームが前後期2回の総当たりで対戦。5勝3敗の同率で迎えた優勝決定戦を池田クラブAが制し、優勝した。
 2位は池田クラブB、3位はニューワーズ、4位はせいくらべ、5位は池田クラブSP。最高殊勲選手賞は池田クラブAの丸山剛選手、敢闘選手賞は池田クラブBの吉田兼治選手が輝いた。
 池田クラブAの松澤範明監督は「メンバーが若がえりした中で、今まで先輩たちリーグをけん引してきた伝統のチームの名を汚さないように、優勝をめざしてきました。やっと応えられた」と優勝を喜んだ。
会員の力作40点余展示 町立美友の会 包美術館で絵画・書道展

 池田町の安曇野東山包美術館は30日まで、町立美術館友の会会員有志による第1回「絵画・書道展」を開いている。
 内山順子さん、小林栄子さん、袖山靖郎さんの絵画、師岡欄雪(五百子・いほこ)さんの書、太田孝介さんの陶芸、合わせて40点余を展示する。
山岳遭難減らすために 白馬のNPO・ACT 大町でシンポジウム

 白馬村の山岳遭難救助などに取り組むNPO法人ACT(元村幸時理事長)は9日、「シンポジウム 山、」を大町市のフレンドプラザ大町で開いた。山荘支配人や山岳ガイドら有識者をパネリストに、「山岳遭難を減らすために」をテーマにディスカッションを行い、遭難防止の手立てや登山者への対応のあり方などを考えた。
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