2014年11月15日(土)付

地域の子ども招き健康祈願 大町仁科神社で「七五三」祭事

 大町市平木崎湖畔の仁科神社(羽田浩一宮司)で14日、地域の子どもたちを対象にした「七五三」祭事が行われた。地区内のしらかば保育園とりんどう幼稚園の年長児を招き、神事で健やかな成長と無病息災を祈った。
 しらかば保育園ほし組の18人と、りんどう幼稚園ひまわり組12人がおはらいを受け、玉ぐし奉天などの神事を体験。真剣な表情で二礼二拍手一礼をこなし、玉ぐしをささげた。総代らは、あめやクレヨンをお土産に手渡した。
酒造り安全と成功願う 大町3蔵合同伝統の「松尾様」

 大町市内の酒蔵3社(3蔵)は13日、若一王子神社の境内にある松尾社(松尾様)で例祭を行った。ことしの酒造りが本格的に始まる時期に、事故無く、良い酒ができるように願う行事。
 ことしの例祭も3蔵の杜氏、市野屋商店・村山大蔵杜氏、薄井商店・松浦宏行杜氏、北安醸造・山ア義幸杜氏と、各社の蔵人が参加した。
寄席を楽しみ人権理解 白馬中 アマチュア落語家が講演会

 白馬中学校と同校PTAは14日、「親子人権講演会」を開いた。生徒や保護者ら約350人が、諏訪市のアマチュア落語家「すわこ八福神」こと小平晴勇さんの寄席を楽しみながら、笑いを通じて青少年の健全育成に理解を深めた。
 小平さんは寿司店を営む傍ら、落語を通じて住民を元気にしようと、県内外の学校や福祉施設などを訪れ、2000回を超える出前寄席を行っている。
村男ピンバッジで関心を 白馬の赤い羽根共同募金

 10月から全国一斉に「赤い羽根共同募金」が始まっている。白馬村では募金への関心を高めようと本年度、村のマスコットキャラクターの「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世」をデザインしたオリジナルピンバッジを製作。500円以上募金した人に感謝の気持ちを込めて、プレゼントしている。
 村で実施されている共同募金は、白馬村民のために65l、県民のために35lが使われる。村内ではボランティア活動団体への補助金交付や無料貸し出しの車いすの整備など、地域福祉活動の支援に役立てられるという。
ラオスでのボラ知る 松川中 石井さん招き講演会
 松川村の松川中学校(河手密校長、生徒297人)は12日、キャリア学習の一環として、ボランティア活動に携わる住民を招いた講演会を開いた。NPO法人ラオス国薪炭林造成協会副理事長の石井敏秋さんが、ラオスでの支援活動について講演した=写真。
 石井さんは、ラオスで雇用促進と生活水準向上のための炭づくりの活動に6年前から携わる。
 同講演会は、広い視野に立った職業観の構築やボランティア精神の向上などを目的に行われた。全校生徒が参加し、海外で奮闘する先輩の話に真剣に耳を傾けていた。
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