2014年11月16日(日)付

「流しおざんざ」に舌鼓 大町 えびす講と荷ぐるま市

 大町市恒例の「えびす講」(大町商工会議所主催)が15日、中央通り商店街で開かれた。市制施行60周年を記念し、60メートルの「流しおざんざ」が登場、家族連れなど多くの来場者が商店沿いに列をなし、地元の名産品に舌鼓を打った。
 流しおざんざは商工会議所青年部が、住民に地元の特産品や商店街に親しんでもらおうと企画した。大町名店街のアーケードの直線を利用し、半分に割った竹をつなげて「流し」を製作。うどんに納豆の糸と地卵を練り込んだ「おざんざ」約20キロを用意し、3回に分けて振る舞った。


 えびす講は昨年から、荷ぐるま市と同時開催し、相乗効果を地域のにぎわいにつなげている。ことしは初めて「ハーベスタフェスタ」と銘打ち開いた。荷ぐるま市には市内外の16店舗が出店、買い物客でにぎわった。
収穫祭で地域に感謝 きょうまで八坂美麻の山留生

 八坂・美麻両地域の小中学校で学ぶ都市部を中心とした山村留学生28人が拠点とする「八坂美麻学園」(公益財団法人・育てる会運営)で15日から2日間の日程で第39回収穫祭が開かれている。山留生たちは、多くの保護者や市民が見守るなか、練習を重ねてきた太鼓演奏など通じ、八坂美麻での成長の姿を披露した。
 山留生たちは、そろいの法被に身を包み、伝承文化・伝統芸能体験として取り組んできた力強い太鼓演奏で来場者を歓迎した。生徒一人ひとりによる体験発表などもあった。
オックス無敗で2年連続V 小谷野球リーグシーズン閉幕

 小谷村の小谷野球リーグ(花岡寿之会長)は14日、第38回大会閉幕式をホテルグリーンプラザ白馬で開いた。今シーズンは7チームが出場、コルチナオックスが前期戦と後期戦を9勝0敗の無敗で制し、2年連続の総合優勝を果たした。
 オックスは若手からベテランまでバランスが取れた編成でチームワークを発揮。エース佐々木裕一選手が攻守ともに活躍し、首位打者と打点王、最多勝利投手、本塁打王の4冠を達成した。
朗読の世界に浸る 北安曇朗読研究会 松川小でコンサート

 北安曇の教員有志らで組織する北安曇朗読研究会は13日、「ほのぼの朗読コンサート」を松川村の松川小学校で開いた。3、4年生171人が鑑賞し、朗読の世界に浸った。
 教員たちは同会の講師を務める自作朗読家・尾崎美千代さん作の詩「線路」と創作童話「お寺のおこぞう」を朗読した。尾崎さんも自作の創作童話「アポロンの砦」を範読した。
 登場人物によって声音を変え、絶妙な間の取り方で、子どもたちを物語の世界へと誘った。
一人で悩まず相談して 大町市 犯罪被害者支援を啓発

 長野犯罪被害者支援センターや大町署などは11日、犯罪被害者週間(25日〜12月1日)にあわせた恒例の街頭啓発活動を大町市のザ・ビッグ信濃大町店駐車場で実施した。同センター相談員や大町署員ら10人が参加し犯罪被害者支援に対する協力や理解を呼びかけた。
 参加者は、同センターの取り組みや被害者に対し一人で悩まず相談を呼びかける内容の同センター作製のリーフレットとポケットティッシュを配布した。
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