2014年11月19日(水)付

松くい虫から庭木守れ 被害拡大の松川で初の講習会

 松川村は18日、民家にまでマツくい虫被害(マツ枯れ)が拡大していることを受け、庭木を松くい虫被害から守る初の講習会を村役場駐車場で開いた。村内外から60人を超える参加があり、薬剤を使った樹幹注入など効果ある防除方法を学んだ。
 県林業薬剤防除協会スタッフらが講師を務め、役場駐車場にある松を使い実演した。
大根収穫で喜びわかつ 小谷保園児 伊折生産組合と

 小谷村の小谷保育園の年中児18人はこのほど、伊折農業生産組合のダイコンの共同畑で収穫作業を行った。地域のお年寄りとともに農作業をしながら、子どもたちの地産地消への意識を高める食育の一環。収穫の喜びをわかちあいながら食物の大切さを学んだ。
七五三祝いのお手伝い 大町きもの講師が着くずれ直し

 七五三参りでにぎわう大町市の若一王子神社で15日、市内で鎌倉きもの教室を主宰する鎌倉和美さんら全日本きものコンサルタント協会認定校・装道礼法きもの学院講師による恒例の着くずれお直し奉仕≠ェ行われた。健やかな成長を願う伝統行事の開始を前に、主役の子どもたちの着衣乱れを丁寧に直し「晴れの日」の手伝いをした。
 着くずれ直し奉仕は、日本の伝統である着物文化の継承など目的とした同学院恒例のボランティア活動。若一王子神社でも数十年前から実施している。
星空眺め天文学に親しむ 大町エネ博友の会がイベント

 大町市の大町エネルギー博物館友の会「フォーマルハウト」は15日、天文学にふれるイベント「星空まつり」を同館で開いた。子どもから大人まで星空に親しんでもらおうと、オリジナルのプラネタリウム番組などで魅力を発信した。
 館内プラネタリウムでは、オーロラが見られるカナダの観光地ホワイトホースの星空などを愛好家有志が再現。真っ暗な室内に、またたく星座や揺らめくオーロラを映し出し、キーボードの生演奏にのせて披露した。
東京や埼玉からも参加 大町ねむの木 うたごえ広場で地域交流

 大町うたごえを楽しむ会(西山隆一会長)は15日、同市大原町のねむの木ホールで「第21回うたごえ広場」を開いた。東京や埼玉などからも大勢が参加。70人ほどが集い歌声を響かせた。
 平成21年5月に初回を開催。以降年に4回ほど歌い続けている。同市出身のアコーディオン奏者、新井幸子さんのほか、今回は埼玉県の朝井和夫さんのフルート、原島泰義さんのギターも伴奏に参加。地域交流のうたごえ広場となった。
命に感謝 ジビエ活用 猟友会美麻支部が鳥獣供養祭

 大町市の大北地区猟友会美麻支部と美麻ジビエ振興会は14日、鳥獣供養祭を食肉加工解体施設「美麻ジビエ工房」前で開いた。人と野生動物が共存できる地域を願い、駆除した動物の霊を慰めた。
 猟友会員やジビエ会員、地域の関係者ら約30人が参加。慰霊祭では玉ぐしをささげて祈った。直会では地域住民が調理したシカ肉の焼肉やハンバーグなどのジビエ料理が並び、命を無駄なく使う感謝の気持ちで野生の恵みを味わった。
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