2014年11月22日(土)付

安心安全の拠点お披露目 大町署平駐在所で落成式

 大町市平木崎の大町署平駐在所の落成式が21日、ことし9月に移転新築した現地で行われた。地域の安心安全を守る新たな駐在所が、住民にお披露目された。
 平駐在所は、施設の老朽化や地域のパトロール強化などのため、県警の組織再編整備計画に基づき、既存の木崎駐在所と野口駐在所を統合して新築。ことし3月から2人体制で業務を行い、9月に同所に移転した。
 約150平方b平屋建ての建物は、旧木崎駐在所の1・7倍の広さで、カウンターに県産材を使用し、広い駐車場を整備するなどバリアフリー化も図った。
白馬アウトドアの拠点に 八方尾根開発「モンベルルーム」開店

 白馬村の八方尾根開発は20日、アウトドアブランド「モンベル」の商品を取り扱う「モンベルルーム」を八方インフォメーションセンターに開店した。北アルプスを間近にした立地を生かし、両社で提携したトレッキングイベントなども計画、四季を通じたアウトドアの拠点施設を目指す。
 店舗はセンターの2階230平方bに、約3000アイテムが並ぶ。都市部とを結ぶバスターミナルに隣接し、海外からの観光客の利用を視野に、外国人の体格に合わせた商品も取り扱う。限定のオリジナルTシャツも販売している。営業時間は午前10時から午後7時まで。
雨中シャトルとハイヤングV 小谷村ナイターソフトが閉幕

 小谷村のナイターソフトボールリーグは19日、第34回大会の閉幕式を白馬アルプスホテルで開いた。出場6チームによる総当たり戦を制し、雨中シャトルが前期戦、白馬乗鞍ハイヤングが後期戦で優勝を果たした。
 前期戦はシャトルが4勝1敗、後期戦はハイヤングが5勝0敗の成績。準優勝のRed,sが女性中心のチームとして発足してから10年以上、初めての入賞を果たした。
大カエデ保全協力に62万円 池田町観光協支援に感謝

 池田町のシンボルである大峰高原の七色大カエデの保全協力を呼びかけた募金箱には今シーズン、62万円の協力金が寄せられた。町観光協会は「大カエデに対する期待の大きさを感じます。来年も美しい紅葉を見せられるよう、協力金を有効に活用しながら大切に守り育てていきたい」と多額な支援に感謝する。
 募金箱は昨年から、紅葉シーズンにあわせ大カエデ近くに設置している。昨年の額をやや下回ったものの、ことしも観光客を中心に多くの大カエデファンから善意が集まった。
「特殊詐欺」防止対策学ぶ シルバー人材松川が研修会
 松川村の北アルプス広域シルバー人材センター松川事業所(梨子田耕所長)は20日、初めての悪質商法予防研修会を同村グリーンワーク松川で開いた。会員約50人が参加し、県内で被害が後を絶たない「特殊詐欺」の被害にあわないため、「オレオレ詐欺」や「もうかります詐欺(利殖詐欺)」など、横行する手口や被害防止対策を学んだ。
 研修は、大町署直轄の防犯ボランティア団体「SST(セーフティサポートチーム)」が実際に発生した特殊詐欺事件をもとにした寸劇を披露。息子を名乗る犯人が、取引先に渡すはずの小切手をなくしたため、金を用意してほしいと要求。息子の後輩を名乗る男に直接、現金200万円を手渡してしまった事例を紹介した。隊員からは「この事件で、お金の受け渡しまでにかかった時間は1時間ほどで、短時間だと疑いを持つには短い時間。一度考え直して、自分が『だまされているかも』と思う習慣をつけてほしい」などと注意を呼びかけた。
「お仕事ごくろうさま」 りんどう幼稚園 カレンダー贈る

 大町市のりんどう幼稚園の年長園児は23日の勤労感謝の日を前に、働く人たちへの感謝の気持ちを込め、園児お手製のカレンダーなどを配っている。21日は大糸タイムス社や大町郵便局などに、ひまわり組の年長児4人が訪れた。
 大町郵便局では、園児が「いつもお仕事ご苦労様です。お仕事頑張ってください」と声をそろえ、来年のえとのヒツジを版画を絵柄にした手づくりカレンダーを轟哲好局長に手渡した。浅田周哉君(6)は「みんなのおうち、覚えるのは大変ですか」と質問。轟局長は優しく答え、「ありがとう。みんな風邪ひかないでね」と感謝した。
トップページ 11月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2014 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.