2014年11月23日(日)付

文化発展の人材育てる 大町冬期芸術大学が初開講

 大町市と市教育委員会が市の文化と芸術によるまちづくりに向けて開く事業、「大町冬期芸術大学」は22日、開講した。専門講師に学び、地域を元気にする文化活動を推進する人材を育成する、初めての取り組みがスタートした。
 大学は、市民の文化的活動をまちづくりにつなげるため、イベントの立ち上げやパフォーマンスなどの活動に取り組む人材を育てようと企画。木崎湖夏期大学にならい、名を冠した。
人気の商品券先行販売 池田町えびす講にぎわう

 池田町のえびす講感謝祭(町商工会主催)が22日、2丁目のスペース・ゼロを中心に開かれた。町民らが買い物やイベントを楽しみにぎわった。
 同日は、1万円で12000円分の買い物ができる町商工会発行の「プレミアム商品券」が65歳以上と18歳以下の家族がいる世帯を対象に先行販売となり、販売開始前から列をつくっていた。同日朝に宮城県女川町から直送されたサンマやホタテ、カキも販売し、新鮮な海の幸に人気が集まっていた。
MTBアジア選手権で優勝 白馬高の平林安里選手

 マウンテンバイク(MTB)の白馬高校2年・平林安里選手(17)は21日、村役場を訪れ、アジア選手権大会(インドネシア、11月1〜2日)優勝を下川正剛村長に報告した。スキーアルペンの選手として活躍する一方、練習に取り入れた自転車種目でも快挙を成し遂げた。
 平林選手は各国の代表18人によるクロスカントリー男子ジュニア種目に挑み、スキーで鍛えた瞬発力を活かして序盤から先行、2位以下を大きく引き離し圧勝した。リレー種目でも日本代表チームのアンカーを務め、準優勝を収めた。「気温40度に近い中での大会に苦労したが、優勝できうれしい。スキーとMTBで世界のトップを目指したい」と話した。
本格的な人形劇楽しむ 松川村北保育園で観劇会

 松川村の北保育園(北村弥生園長)は21日、毎年恒例の観劇会を開いた。全園児と未就園児の親子ら約150人が参加し、本格的な人形劇を楽しんだ。
 東京都の劇団「ゆい*パペットシアター」が、ひとり人形芝居を演じた。かくれんぼで遊ぶ動物たちがけんかや仲直りをする「なかよし」に園児らはおおはしゃぎ。おもしろおかしく繰り広げられる掛け合いに歓声をあげ、「あっちあっち!」などと声をかけていた。しゃれた小道具と三味線の演奏を盛り込んだ「ねずみと小判」にもくぎ付け。三味線のリズムや歌に合わせて手拍子を打った。楽器や照明などを効果的に用いた舞台に夢中になっていた。
大町警察署 書道作品で防犯呼びかけ 年末特別警戒12月1日から
 12月1日から、年末特別警戒が始まる。1か月間を「年の暮れ みんなでつくろう 安心の街」をスローガンに地域安全運動活動を展開する。特別警戒に先駆けて、大町署ロビーでは大町北高校書道部が大町市のえびす講「ハーベストフェスタ」でつくりあげた書道作品を展示。安心安全な社会をつくろうと、特殊詐欺撲滅や地域住民同士の助け合いなど防犯を呼びかけている。
 大町署管内で10月末までに発生した刑法犯は270件(前年同期比36件減)。侵入盗や乗り物盗難が減少している。特殊詐欺被害は10月末までに大町署管内で3件・3050万円で前年同期より4件・3500万円あまり減少したが、県内では154件・8億7000万円で被害件数、額とも前年同期より6件、約6000万円も増え、引き続き「特殊詐欺非常事態宣言」が出されている。
ジュニア選手健闘誓う 白馬スキークラブ団結式

 ウインタースポーツのシーズン到来を間近に控え、白馬村スキークラブは22日、平成26年度団結式を村役場多目的ホールで開いた。小学生から高校生までジュニア選手100人がそれぞれの目標を掲げ、健闘を誓った。
 式典ではスキーアルペンやクロスカントリー、スノーボードなど各種目の代表選手がシーズンに向けた抱負を発表。クラブ事務所に掲示される寄せ書きにも「インターハイ優勝」「全中優勝」など、スキーのメッカならではの高い目標が並んだ。
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