2014年12月7日(日)付

平地区男女共同参画のつどい 気楽に話して相互理解 「しゃべり場サロン」初実施
 大町市の平地区男女共同参画事業実行委員会は6日、「平地区男女共同参画のつどい」を平公民館で開いた。参加者が気楽に話し合うことで相互理解につなげる「しゃべり場サロン」を初開催し、互いに理解し支え合う社会づくりに向けた実践がスタートした。
 医療・健康・介護などの話題は、男女が互いに理解し支え合い生かしあう男女共同参画の考え方が重要とされる分野として企画。「サロン」は男女共同参画社会づくりの実践策として、これまで催しなどへの参加に消極的だった人も話をしやすい場をつくることで、男女問わずともに理解を深める機会とし、支え合いの社会づくりにつなげるねらい。
地震損傷の国重文移転 白馬 三日市場の神明社修繕へ

 神城断層地震で、白馬村地震災害対策本部は6日、三日市場地区の国指定重要文化財・神明社本殿と諏訪社本殿の移転作業を始めた。両社を保護する覆家が地震で損傷したため、再建まで安曇野市内の民間企業倉庫に保管する。氏子らが作業を見守り、住民の心の拠り所の早い帰還を願った。
復興作業の遅れ懸念 小谷村に大雪警報発令

 この冬一番の寒気が北から流れ込んだ影響で、神城断層地震の被災地・小谷村は6日、大雪に見舞われた。地震で寸断した国道148号をう回する県道千国北城線では、スリップした車両が道路をふさぎ、一時不通になるなど交通に影響がでた。
 長野地方気象台によると、気象庁は12時間の降雪量が30aを上回る見込みとなったため、小谷村に大雪警報を発令した。今後は8日にかけて天候が回復していくとみられる。
北アの仲間の復興願う 池田・松川から被災地支援
 池田町は6日、神城断層地震で被災した大町、白馬、小谷3市村にそれぞれ、見舞金を贈った。同じ北アルプス山麓地域の仲間の復興を願い、支援の継続を誓った。
 小谷村では、勝山隆之町長が立野泰議長とともに村役場を訪れ、松本久志村長に見舞金を贈呈。「同じ大北地域の絆がある自治体の被災。町民からも義援金が集まっている。人的、物的な支援を継続していきたい」と話した。
 池田、松川両町村議会も同日、支援活動に乗り出し、合わせて議員14人が小谷村ボランティアセンターに登録。村内の被災家屋で損壊した家財の回収作業などに汗を流した。
信大留学生と国際交流 松川村小学生ボラ教室で

 松川村社会福祉協議会の小学生ボランティア教室で6日、信州大学を訪れている留学生との国際交流会が行われた。クリスマス飾りのオーナメントづくりなどを通し、言葉や国の壁を越えて仲を深めた。
 村福祉プラザゆうあい館には、信州大学に通う米国やタイ、韓国、エジプトなど6か国7人の留学生が訪れた。小学生ボラ13人と大人の手話ボラ講座受講生4人が迎えた。
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