2014年12月9日(火)付

自治会新たな集いの場に 大町俵町に新公民館落成

 大町市の地縁会俵町自治会(北沢一雄自治会長)は7日、建設していた新公民館の落成記念祝賀会を現地で開いた。老朽化した旧公民館に代わり、地域の人々が集う新たな施設の完成を祝った。
地震被害美麻の早い復旧を 大町市連合自治会が義援金

 大町市連合自治会(鎌倉久会長)は8日、神城断層地震で被災した大町市美麻地区に義援金5万円を贈った。地域の絆で早い復興への願いを託した。
 神城断層地震で、同連合自治会に加盟する市内の美麻地区も大きな被害を受けたことから、連合会として協力できることをしたいと決めた。各単位自治会にも、積極的な義援金やボランティア活動を呼び掛けている。
今季の安全と復興を祈願 白馬 村内5箇所の合同スキー場開き

 白馬村観光局と村索道事業者協議会は7日、村内5スキー場の合同スキー場開きを白馬ジャンプ競技場で開いた。先月23日に予定されていたが、震災の影響で延期となっていた。村やスキー場関係者約70人が参加。降りしきる雪の中で安全祈願祭を行い、今季の安全とにぎわい、震災からの復興を祈願した。
1日も早い復興を 県LC白馬村に義援金贈呈
 県の社会奉仕団体・ライオンズクラブ(LC)334―E地区は8日、神城断層地震で被災した白馬村に義援金を贈った。被災地の復興支援に役立てようと、県内会員や中部8県のLCなどから寄せられた108万円を贈呈。
 同地区の代表・笠原文武ガバナーは、白馬LCの役員らとともに村役場を訪れ、下川正剛村長に寄付金を手渡した。「寒くなり、1日も早い復興が望まれる。被災者が今までの生活を、少しでも取り戻してほしい」と話した。
 下川村長は「義援金や手紙、千羽鶴など暖かい心が寄せられ、涙が出る思い。激励を元気に変え、復興に全力をあげたい」と感謝を述べた。
3年生球児15人巣立ち 北安南リトルシニアが卒団式 池田・松川

 池田町・松川村を中心とした中学生で野球に取り組む北安南リトルシニア(久保田稔会長)は6日、平成26年度第6期生の卒団式を松川村多目的交流センターすずの音ホールで開いた。野球に青春をかけて卒団を迎えた3年生球児15人が巣立った。
 卒団生一人ひとりが、久保田会長から卒団証を受け取った。声をそろえて「栄光への架け橋」を歌い、多くの人に支えられたシニアの3年間を振り返った。
子ども連の演奏で節目祝う 大町 流鏑馬太鼓40周年のバチ納め

 大町市の大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓子ども連は7日、バチ納め演奏会をサン・アルプス大町で開いた。メンバーの市内の小中学生が、住民や保護者ら来場者が見守るなか、ことし最後のステージで練習の成果を披露した。
 ことしは市内の小学4年生から中学3年生まで21人が所属している。流鏑馬太鼓が昭和49年に創立して以来、40周年だったが、震災の影響で記念事業が中止となり、子ども連の演奏を通じて節目を祝った。
トップページ 12月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2014 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.