2014年12月12日(金)付

来年の平穏願い門松=@大町老連が市に寄贈

 大町市老人クラブ連合会わら工芸部会(三原展夫会長)は11日、大町市へ門松を寄贈した。ことし12年目となる寄贈で、会員らが丹精込めて仕上げた高さ約2bの門松1対が市役所玄関に設置された。ことし、神城断層地震など災害が多かったことから、「来年は平穏な年になるように」と願いが込められた。門松は来年1月6日まで飾られる。
 門松制作は、会員15人ほどが半日かけて行い、八坂地区から切り出した竹や南天、杉の葉を飾り付けた。
早期復興とにぎわい願う 白馬コルチナスキー場 オープン前に安全祈願祭
 小谷村の白馬コルチナスキー場で11日、オープンを前に安全祈願祭が行われた。運営会社や観光協会、行政、地域の関係者ら約80人が出席し、地域経済の活性化による震災からの早期復興を願い、施設の安全やにぎわいを祈った。
 スキー場は今シーズン降雪に恵まれ、例年並みの13日に営業を開始する。パウダースノーを売りに、海外からの観光客も多く受け入れており、神城断層地震による風評被害を払しょくするため、国内外に向けてホームページなどを通じたPR活動を展開していく。地域の魅力を発信するため、夜空とスキーを楽しむナイトツアーなど、新たな企画も立ち上げる。
息の長い支援を続けたい 俳優の永島敏行さん小谷を激励
 俳優の永島敏行さんが10日、小谷村を訪れ、神城断層地震により被害を受けた「中谷郷が元気になる会」(山田和男会長)を激励した。
 永島さんは農業に強い関心を持ち、芸能活動のかたわら都会の生産者と消費者が食と農を語る「青空市場」を主宰。同会とは棚田オーナー制度の米作りを通じ、交流を続けている。
 中土では中土観光交流センター・やまつばきで会員から被災状況を聞いたり、被害が大きかった集落を訪ね被災者の話を聞いた。
 さらに東京や都市圏で展開する青空市場のイベントで小谷村の専用ブースを作り、特産品販売や情報発信で息の長い支援をしていきたいとの意向を示した。
煙の怖さを体験 白馬 特養白嶺で防災訓練

 白馬村の特別養護老人ホーム白嶺で8日、防災訓練が行われた。特養とディサービスセンターの職員約30人が、火災で発生する煙の危険を体験しながら、施設利用者の安全を考えた。
 訓練では白馬小谷防火管理者協議会の煙体験ハウスを使い、室内を無害な煙で満たして避難を実践。職員が煙が薄い床近くまで頭を低く下げながら、手探りで出口を目指した。
米180`をマリ共和国へ まつかわ農業小が発送式

 松川村の松川小学校で8日、3年生81人が村農業委員会・村営農支援センターの安曇野まつかわ農業小学校で育てたコシヒカリ180`を国際支援米として、西アフリカのマリ共和国へ送るための発送式が行われた。
 お米は、無農薬・アイガモ農法の田んぼで児童たちが栽培に携わったもの。
米袋に「このお米が役にたちますように」のメッセージと子どもたちの名前を書き、大北農協に託した。
餅振る舞い閉幕祝う 池田マレット連盟 打ち納め大会

 池田町マレットゴルフ連盟はこのほど、打ち納め大会を高瀬川河川敷のアルプス広場マレットゴルフ場で開いた。選手たちが来年を無病息災で過ごせるよう願い、つきたての餅を振る舞って、シーズンの閉幕を祝った。
 会場にはもち米30`が用意され、昔ながらのきねと臼を使った餅つきに、選手も飛び入りで参加。あんこやきな粉、ゴマをまぶして振る舞われ、選手たちが「つきたてはおいしい。来年も元気に大会に出場できそう」と顔をほころばせていた。
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