2014年12月21日(日)付

ヤナバ2年ぶりにオープ 大町市内3スキー場本格的シーズン

 昨年度営業休止していた大町市平のヤナバスノーパークは20日、2年ぶりにオープンした。県内外で33のスキー場を運営するマックスアースグループ(兵庫県)の傘下に入り、新体制でスタート。同日には爺ガ岳スキー場もオープンし、市内3スキー場がそろい本格的なスキーシーズンが始まった。
 ヤナバは今シーズン、初心者に優しい緩斜面や毎日午後11時まで営業するナイターなどを前面に、「復滑(ふっかつ)」をアピールする。
震災時備え救命学ぶ 白馬村スキークラブ 指導者向け講習会

 白馬村スキークラブ(太谷陽一会長)は19日、先月22日に発生した神城断層地震を受け、スキー場内で自然災害が発生した場合に備えた初の防災・救命講習会を八方尾根スキースクールを会場に開いた。村内スキー学校のインストラクターら約50人が参加。県スキー連盟安全対策部の太田廣技術員を講師に、万が一の事態に備えた対応について学び、各スキー場の情報を共有した。
サンタさんからプレゼント 池田 「ポレポレ塾」がXマス会

 未就園児と保護者を対象にした池田町公民館の家庭教育学級「ポレポレ塾」は19日、恒例のクリスマス会を開いた。25組の親子が参加し、スタッフ手作りの心温まるイベントを楽しんだ。
 サンタクロースに扮(ふん)した職員が「メリークリスマス!」と登場し、子どもたちを驚かせた。「ことしも一年いい子にしてたかな?」とひとりずつにプレゼントを手渡し、握手や記念撮影をした。会場には、スタッフ手作りのオーナメントやクリスマスツリーが飾られ、雰囲気を盛り上げた。
正月飾りにチャレンジ 大町地区社会福祉協議会 はなのき保と3世代交流

 大町市の大町地区社会福祉協議会は19日、同市若宮町のはなのき保育園で、3世代わら細工交流会を開いた。27人の年長児が、市老人クラブ連合会わら工芸部会(三原展人会長)会員のほか社協職員を含め14人を講師に、伝統的な正月飾りのオヤスとシャモジ作りにチャレンジした。
 文化伝承と世代間交流を目的に、地区内のかえで、はなのき、くるみの3つの保育園を巡回して行う恒例行事。核家族化が進む近年、家族内で伝えることが少なくなった正月のしめ飾り作りを通して交流を図る。
高齢者への情報発信方法探る NTTドコモ長野支店 タブレット端末実証実験

 大町市と市老人クラブ連合会、NTTドコモ長野支店は18日から、高齢者向けタブレット端末の実証実験を美麻地区で始めた。高齢者が地域で暮らすために有効な情報発信や過疎地域での生活支援ツールとしての活用について現場から探る。
 市での実証実験は昨年に続き2度目。お年寄りが住み慣れた地域で生活できる体制づくりに向けて情報機器を活用しようと、ドコモ長野支社がお年寄りでも使いやすい端末の開発に取り組んでいる。
国営公園に結の鐘 冬の「恋人の聖地」スポットに

 イルミネーションイベント開催中の大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で、「結の鐘」が登場した。「恋人の聖地」信濃大町の冬の見どころとして、プロポーズやデートの場として人気になりそうだ。
 鐘は、開催中のイルミネーション「光の森のページェント〜Magical Party〜」内で、大きなハートとピンクを主体としたスポット「恋の魔法広場」内に設置。高さ2・3bのアーチに、真ちゅう製の約20aの鐘が取り付けられている。アーチには、近くのレストラン棟内で販売している「結の鍵」を取り付けることで、二人の恋も永遠に結ばれる―という願いを込められる。
トップページ 12月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2014 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.