2014年12月24日(水)付

NTTが電話機贈る 被災者生活再建向け支援

 神城断層地震で家屋の倒壊など被害が集中した白馬村では、被災者の生活再建に向け、仮設住宅の建設が急ピッチで進められている。NTT東日本長野支店は22日、仮設住宅などに入居する被災者が外部と連絡ができるよう、白馬村に電話機60台を寄贈した。
 同社は震災を受け、被災者を対象に電話料金の支払い猶予や移転工事費の無料化などを行っている。被災者が仮設住宅でも自宅の電話番号を継続して使えるという。
正月迎えよき年に 銀松苑で門松飾る

 大町市常盤上一の特別養護老人ホームとケアハウス・銀松苑で23日、地域の有志がボランティアで門松などの正月飾りを飾った。地域の施設で、利用者がよき正月を迎え来年がいいとしになるよう願いを込めた。
 地元上一の男性11人が、5か所の出入り口や敷地内の稲荷の社に、手作りの門松やしめ縄、おやすや紙垂(しで)を飾った。
 初代理事長の藤巻美智子さんを慕う「美智子会」のメンバー。同施設ができて10年余りにわたって、門松を施設に贈っている。夏祭りなどへも参加し、交流を深めている。
一足早いクリスマス 池田町図書館でおはなし会

 池田町図書館で21日、クリスマスおはなし会が開かれた。同町の読み聞かせグループ「あいそめ母(ぼ)んばー」(阪上晃子代表)による影絵や大型絵本の読み聞かせ、クリスマスソングの演奏で親子が一足早いクリスマス気分を楽しんだ。
演奏のXマスプレゼント しろうま保育園「チリンとドロン」コンサート

 白馬村のしろうま保育園で19日、保護者会主催の「チリンとドロン」のコンサートが開かれた。チリンとドロンは音楽家の田中馨さん・野々歩さん夫妻のユニットで、東京を拠点に乳幼児向けの創作音楽活動を全国で展開している。
 馨さんは同園の保護者会長の田中彩子さんの弟で、彩子さんが白馬の子どもたちにクリスマスプレゼントとして演奏を楽しんでもらおうと企画。当日は2人の音楽仲間の小田晃生さんも特別参加し、園児や保護者が3人の醸し出す音楽の世界を楽しんだ。
駅舎清掃し地域に感謝 大町リトル 年末にボラ

 大町市や北安北部を中心とした硬式野球少年チーム・大町リトルリーグは21日、JR信濃大町駅で年末恒例の清掃活動のボランティアを実施した。練習納めに合わせ、活動を支えた地域の人に感謝の気持ちを込めて、大町市の玄関口をきれいにした。
 小学校3年生から6年生まで約10人が参加。駅構内の窓ガラスをふいたり、待合室にほうきをかけたりと、人々が行きかう駅を磨き上げた。
巫女としての心構え学ぶ 穂高神社 新年前にアルバイト研修会

 新年を前に、安曇野市の穂高神社で23日、アルバイトの巫女(みこ)の研修会が開かれた。白衣(はくえ)と緋袴(ひばかま)に身を包んだ高校生が、参拝客でにぎわう二年参りや初詣に備え、巫女としての心構えを学んだ。
 アルバイトには安曇野市と松本市、大北地域から、高校生と社会人合わせて28人が参加。大みそかから1月8日までの期間中、縁起物やお守りの販売、おみくじの受け付けなどの仕事に携わる。研修会で巫女装束に着替えて本殿に参拝し、本職の巫女から参拝客への接し方や縁起物についての説明を受けた。
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