2014年12月26日(金)付

清め払い縁起物魂込め 大町の若一王子神社で神事

 大町市俵町の若一王子神社(竹内直彦宮司)で25日、二年参りや初詣で訪れる参拝者に授与するお札や縁起物に魂を込める「神符守札清め祓(はら)い入魂祭」が行われ、神事でよき年の訪れを願った。
 拝殿には来年の干支(えと)の「未(ひつじ)」をかたどった縁起物や熊手、破魔矢や絵馬、神符・守札や大吉大麻など計50種類1万3000体が並び、鈴祓いの儀で魂が込められた。
プロレスごっこ≠ナクリスマス 小谷小に社会人団体が慰問

 長野市を拠点とする「信州プロレスリング」(グレート☆無茶代表)が23日、小谷村の小谷小学校を訪れ、クリスマスの慰問活動を行った。同小の児童らでつくる「小谷けん玉倶楽部」のメンバーが同団体と交流があり、小谷が震災で大きな被害を受けたことを知り、子どもたちを元気づけようと企画。笑いを全面に押し出したプロレスごっこのパフォーマンスを披露し、会場は熱気に包まれた。
車いすと手押し車寄贈 日本禁煙友愛会 大町社協に

 大町市の日本禁煙友愛会大町支部は24日、車いす1台と手押し車1台(計5万円相当)を市社会福祉協議会に寄贈した。
 丸山晃夫支部長と加藤正男副支部長が市総合福祉センターを訪れ、奥村剛社協会長に目録を手渡した。社協が必要としている物品の要望に応え、センターの室内で活用される。
日ごろの感謝を込めて 松川すずむし荘で周年祭

 松川村の温泉宿泊施設「すずむし荘」のイベント週間「あったか周年祭」がこのほど、最終日を迎えた。松川村産のふじリンゴの皮むきの長さやすりおろす速さを競う大会や福引などが行われ、多くの利用者でにぎわった。
 利用者への日ごろの感謝をと、ことし3回目の企画で、今月13日からスタート。特別入浴券の販売やカラオケ大会、りんご風呂の実施などさまざまな催しがあった。
未就園児がおゆうぎ楽しむ 大町 ともだち広場でクリスマス会

 大町市常盤公民館の未就園児とその保護者を対象とした教室「ともだち広場」は24日、クリスマス会を開いた。26人の未就園児とその母親らが参加。隣接するあすなろ保育園児のおゆうぎや民生児童委員らのクリスマスソングで楽しいひとときを過ごした。
 年少児たちは愉快な歌とダンスを披露、年中児は絵本「はらぺこあおむし」を歌とペープサートで発表した。民生児童委員9人による「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」などの音楽では、子どもたちも鈴を手に楽しんだ。
被災者が笑顔になって 白馬五竜ホテル 塩尻道化組合が慰問
 中信地区を中心に活動している塩尻道化組合(田中治久代表)は21日、神城断層地震の避難所となっている白馬村の白馬五竜ホテルサンマルテを訪れ、慰問活動を行った。同団体は社会全体が笑顔であふれる街にと、塩尻市を拠点に老人施設や児童施設などの慰問活動を展開。白馬での震災を知り、被災者の沈みがちな心を笑いで解きほぐそうと「笑顔のクリスマスプレゼントツアー」を企画した。
 震災から1か月が過ぎるが、今なお多くの人が避難生活を余儀なくされており、サンマルテには8家族17人が避難生活を送っている。当日は近隣に避難している被災者も含め30人余が集まり、愛嬌たっぷりの道化(クラウン)のパフォーマンスを楽しんだ。
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