2014年12月28日(日)付

心込めおせちづくり 大町市常盤のボラ ゆずり葉の会 独居老人に届ける

 大町市常盤上一のボランティア団体・ゆずり葉の会(中島節子会長・会員56人)は28日、常盤地区内の一人暮らしのお年寄りに届ける年末恒例のおせちづくりを上一基幹センターで開始した。初日は24人の会員が参加し、来年の平穏や健康を願いながら早速、調理に取り掛かった。
年末年始注意呼びかけ 各所に冬山登山相談所開設

 年越し登山など登山客が増える年末にあわせて27日、大北地域の登山口など6か所に冬山登山相談所が開設された。30日までの4日間、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会会員や大町署員が相談員となり、登山者に登山計画書の提出や天候悪化への注意を呼びかけ登山者の山岳遭難事故防止を図っている。
白馬と小谷に見舞金 国際ロータリークラブ中信12地区

 国際ロータリークラブ長野県中信地区内の12グループが25日、神城断層地震で被災した白馬村と小谷村にそれぞれ10万円ずつの見舞金を贈った。震災を知り「少しでも力になりたい」と、グループに呼びかけた。白馬村では白馬ロータリークラブの宮尾英明会長と会員の和田信治さんが村役場を訪れ、下川正剛村長に手渡した。
被災者支援に役立てて シニア大学同期生が義援金

 県シニア大学大北学部2年生(第34期生)は25日、大町市社会福祉協議会(奥村剛会長)に神城断層地震の義援金を寄付した。同期生37人から集まった3万7000円を寄付した。義援金は市の災害対策本部を通じて復興支援に使われる。
被災市村に義援金を寄付 大町青年会議所シニアクラブ

 先月22日に発生した神城断層地震の被害状況を受け、大町青年会議所シニアクラブは26日、大町市や白馬村、小谷村に義援金を贈った。大町市には藤巻秀卓会長と菅沢和博副会長(52)らが牛越徹市長を訪ね、3万円を手渡した。
 同クラブには、大町市から小谷村にかけて会員が点在。地域に協力しようと臨時総会を開き、会員の年会費から予算化し、各市村に3万円ずつを寄付した。
「節目と多難の年」振り返る 大北各庁舎で仕事納め

 大北地域の市役所や町村役場などの官公庁は26日、仕事納めの式をそれぞれ開き、平成26年の業務を閉めた。ことしは長期の年末年始となり、27日から1月4日までの9日間が休日。新年の業務は5日から再開する。
 大町市では市役所に本庁や支所、病院などから各職員約200人が集まり、一年の業務をまとめた。牛越徹市長は、市制60周年・合併10年目の節目の年を「節目を市民とともにお祝いできたことは誇りに思う。大町の将来をみんなで考える年だった。61年目に生かして行けることを願う」と振り返った。
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