2015年1月9日(金)付

安曇総合病院が名称変更 「北アルプス医療センターあづみ病院」に 4月から

 池田町のJA長野厚生連・安曇総合病院=写真=は4月1日から、名称を「北アルプス医療センター あづみ病院」に変更する。大北地域のシンボルで、知名度の高い北アルプスを名称の中に用いることで、全国にアピール。近隣病院との類似名称による混乱の解消や医師確保などにもつなげる。名称の観点から求心力を高め、同病院が誇る高度な医療技術を広く発信していく狙いだ。
 病院名の変更議論はかねてからあったが、昨年8月に着工した新病棟建設や、松本市内に今年4月、精神科診療所を新設することなどを契機に具体化した。
「八」の日に作品披露 大町 陶芸の家で初窯出し

 大町市東町の陶芸の家(白木靖文会長、会員40人)で8日、新春恒例の初窯出しが行われた。縁起のいい末広がりの「八」の日に、年を越して焼き上がった作品を披露しあい、ことしのよりよい創作と健康を祈念した。
 テーブルには窯から出されたばかりの約170点の会員の作品が並んだ。カップや皿などの日用品や、干支(えと)の羊や「おおまぴょん」をかたどった置物など、会員が思いおもいに形にした世界に一つの品がそろった。
気持ち引き締め新学期 小中学校で始業式ピーク

 大北地域の各小中学校などで8日、始業式がピークを迎えた。松川村の松川小学校(児童545人)でも新学期がスタートし、気持ちを引き締めた。
 始業式では全員が「あけましておめでとうございます」とあいさつを交わした。森本浩正校長は「羊にあやかって仲良く過ごしてほしい。ことしの目標をしっかり立てることが大事」と話し、「一分八間(いちぶはっけん)」ということわざを引き合いに、「わずかな違いが大きな範囲に広がってしまう。目標がずれないようにしっかりと決めてほしい」と呼びかけた。
年末年始の入り込み減少 白馬、小谷スキー場 震災など影響

 白馬村と小谷村は8日までに、村内スキー場の年末年始(12月27日〜1月5日)の入り込み数をまとめた。神城断層地震の影響などを受け、両村8スキー場すべてで昨シーズンを下回った。
 白馬村は嶺方スキー場から運営会社が撤退し、昨シーズンと比べ1か所少ない5スキー場が営業。入り込みが合わせて15万9832人で、対前年同期比86lとなった。
大町の民話かるたで親しんで 塩の道ちょうじや荒井泰三原画展

 大町市八日町の塩の道ちょうじやは2月24日まで、企画展・荒井泰三「大町民話かるた」原画展を文庫蔵ギャラリーで開いている。地域の民話を題材にしたかるたに用いられた原画約50点が並んでいる。
 大町民話かるたは、大町市書店組合が刊行し、荒井氏が挿絵、大町民話の里づくりもんぺの会が編纂した。「あ」から「ん」の五十音に「大」「町」の2字を加えた絵札の原画と読み札が並ぶ。題材になった物語の解説も添えられている。
伝統行事親子で楽しむ 池田町図書館あそぼうお正月

 池田町図書館は、年明けの恒例イベント「あそぼうあそぼうお正月」を6日に同館で開いた。正月にちなんだ読み聞かせや室内あそびを通して、お正月気分を味わった。
 参加者はカルタやすごろく、お手玉、コマなどで思い思いに遊んだ。絵本にちなんだユニークなカルタを使い、異年齢の子どもたちや保護者が、元気に札を取り合う光景があちこちで繰り広げられた。
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