2015年1月13日(火)付

カラオケの祭典20年節目 大町で折弁グラチャン大会

 大町市の新春恒例となっている、「第20回折弁カラオケグランドチャンピオン大会」は12日、大町市文化会館大ホールで開いた。県内最大規模に育った歌の祭典が、盛大に「成人」の節目を迎えた。
 昨年1年間の毎月の「折弁カラオケ大会」を勝ち抜いた37人がきらびやかな衣装でステージに立ち、満席の会場からの拍手を浴びていた。ゲストでプロ歌手の高瀬至さんや、過去のチャンピオンも歌声を響かせた。
 同市東町で仕出し・宴会料理を手掛ける折弁が主催。
地域の安心安全決意新た 大町市消防出初め式

 平成27年大町市消防出初式が11日、市内の中心市街地で行われた。市消防団や消防防災関係者ら約800人が参加。分列行進(=写真)・市中パレードなどに臨み、防災力強化や安心安全な地域づくりへ決意を新たにした。
 分列行進では、市消防団や赤十字奉仕団、自主防災会連絡会、北アルプス広域消防など列を組み、沿道に詰め掛けた多くの市民に見守られる中、市消防団ラッパ隊の演奏に合わせ、規律正しい行進を披露した。そろいの法被に身を包んだ市内園児による幼年消防クラブも参加し「火の用心」と声をあげた。30台を超える消防車両も列に続いた。
復興願いどんど焼き=@白馬ウイング21で小正月行事

 白馬村の白馬町活性化委員会の小正月行事「どんど焼き」が11日、ウイング21特設会場で開かれた。外国人が多く訪れる国際観光地・白馬で、伝統行事でもてなし、交流活性につなげようと毎年実施。ことしは震災復興イベントとして位置づけ、縁起物の火に復興と無病息災、五穀豊穣などの願いを託した。
 同村平川神社の傘木則興宮司による神事で幕開け。会場では英語で外国人にどんど焼きの説明を行い、国際交流をサポートした。
一致団結飛躍の一年誓う 池田町商工会が賀詞交歓会

 池田町商工会(矢崎昭和会長)主催の平成27年新春賀詞交歓会が10日、商工会館で開かれた。町内各団体や事業所代表者ら100人が出席。鏡開きなど行い飛躍の一年を誓い合った。
 矢崎会長は「商工業や地域振興に関する要望や提案を商工会に寄せてもらいたい。今年の干支は羊。羊という動物は争い事やトラブルを嫌うそう。それはチームワークを好み、団結するということ。商工会も一致団結し、商工業の振興に貢献していきたい」とメッセージを寄せた。
桜仙峡に美しい桜願う 池田陸郷登波離橋愛護会が鳥追い

 池田町陸郷の有明、小実平、宮ノ平の住民でつくる陸郷登波離橋愛護会(藤松守会長)は11日、農産物の害鳥を追い払う小正月の伝統行事「鳥追い」を行った。園児からお年寄りまで約20人が参加。サクラの名所として知られる陸郷「桜仙峡」の見事な開花など願いながら、羽子板を木づちで打ち鳴らし集落内を巡った。
 「たたない鳥は、かごの中へ追い込んで、どの町追いこくれ、ホンガラホーイ、ホンガラホーイ」。子どもたちは古くから伝わる鳥追いの唄を大きな声で歌い伝統行事に親しんだ。
「痛板」愛好家白馬に集う 47でイベント被災地支援も

 白馬村の白馬47ウインタースポーツパークを会場に10日から12日まで、スキー・スノーボードに漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターで飾った「痛板」愛好家が集う「第5回ゲレンデジャック痛板オフ」(日本痛板協会主催)が開かれた。毎年会場となり聖地≠ニして親しまれている同村が、神城断層地震で被災したことを受け、サブカルチャーで元気な村を支援しようと、チャリティイベントとして実施。元五輪選手や人気声優をゲストにトークショーやチャリティーオークションなど多彩なプログラムを繰り広げ、全国から集結した愛好家で盛り上がった=写真。
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