2015年1月14日(水)付

大町鹿島荘でまゆ玉づくり 小正月五穀豊穣願う


 大町市大新田町の養護老人ホーム鹿島荘(大日方宗仁所長)で13日、五穀豊穣の願いを込めた新年の縁起物まゆ玉作りが行われた。小正月の伝統行事を広く知ってほしいと、地域で交流する関係機関に贈る恒例の催し。
靴下で暖かい冬に 大相撲元白馬関が被災者支援

 大相撲の元力士・白馬毅さん(31・四股名=白馬関)が後援会の設立など縁のあった白馬村の震災被災者を支援したいと10日、キャメル素材の靴下を寄贈した。白馬さんは「一日も早く元気になってもらうため、寒い冬を暖かく過ごしてほしい」と願い、白馬関後援会メンバーが被災者に靴下を渡した。
冬の小谷 スキー楽しむ 姉妹都市の千葉県白子町児童

 小谷村と姉妹都市提携を結んでいる、千葉県白子町の4年から6年生までの小学生54人が、2泊3日のスキー交流教室で同村を訪れた。次世代を担う両町村の教育文化交流の一環。山国と海国の異なる立地条件を持つ地域の特色を生かし、夏は白子町の海を、冬は同村の雪山を互いに訪れて交流を続け、ことしで20年の節目を迎えた。
 どんど焼き無病息災祈る 大町市内小正月の伝統行事各地で

 
 大町市内各地で10日から12日にかけ、小正月の伝統行事「どんど焼き」が行われた。どの会場も大きな炎が上がり、参加者がことし1年の無病息災など祈った。
宮田町

 宮田町で12日、「どんど焼き」が行われた。子どもからお年寄りまで住民約60人が、高さ約15bの大きなやぐらを囲み、正月飾りやだるまとともに燃やして無病息災や五穀豊穣などを願った。
堀六日町

 堀六日町のどんど焼き(シニア百寿会・公民館など主催)は11日、大澤寺裏の畑で行われた。家族連れなど約40人が参加し正月の伝統行事を楽しんだ。こまくさ幼稚園年長の塩入岳樹君は「今年は1年生になる。漢字や算数、図工とかたくさん勉強して、100点をとりたい」とどんど焼きの炎で焼いたもちを頬張り抱負を語った。
大原町

 大原町公民館主催のどんど焼きは10日、公民館に隣接するグラウンドであった。子どもからお年寄りまで約60人が参加し、伝統行事に親しんだ。正月飾りなどで組んだやぐらが勢い良く燃え上がった炎に、ことし1年間の活躍や無病息災を願った。
社松崎地区

 社松崎地区のどんど焼きは10日、同地区小運動場で行われた。地区住民約70人が見守るなか、高さ約5bのおんべに火をつけ、昨年1年住民を見守っただるまや道祖神、お守りなどをたき上げた。獅子神楽の保存・継承をする「松崎興風会」による獅子舞の奉納で家内安全や健康を願った。
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