2015年1月16日(金)付

伝統食凍りもち≠テくり 大町常盤の直売所かたくりで

 大町市常盤須沼の農産物直売所「かたくり」で、伝統食「凍りもち」づくりが行われている。20年目の取り組みで、凍りもち部会会員が丹精込めて、冬の特産品づくりに励んでいる。
 同部会は、昔から地域での保存食として親しまれてきた凍りもちをつくり、米の消費拡大や地域文化を継承しようと毎年行っている。
スキー教え親睦深める 白馬南小静岡河津町の小学生と交流

 白馬村と姉妹都市の静岡県河津町の小学生同士による交流会が15日、白馬五竜スキー場で開かれた。白馬南小の5年生が、同学年の河津東小児童にスキーを教えながら親睦を深め、雪国の魅力を伝えた。
 ゲレンデでは南小の児童16人と東小の10人が、教職員や保護者が見守るなか、スキーを楽しんだ。南小の熟練子どもスキーヤーたちが雪に不慣れな東小の児童に、板のはき方や止まり方など基本から丁寧に指導、ゲレンデを並んで滑り降りていた。
震災復興と経済振興誓う 白馬商工会が新春賀詞交歓会

 白馬村の白馬商工会は14日、新春賀詞交歓会を同村白馬町のレストランかしわで開いた。政治や経済、観光などの関係者約100人が集まり、神城断層地震からの早期復興と地域経済の振興に向け、団結を確認した。
 会合では被災者で村区長会の鎌倉宏会長が「行政をはじめさまざまな方から支援をもらい、被災者の住む場所が確保できた。地域を盛り返していきたい」と感謝を述べた。出席者たちが杯を傾けながら、地域の再生に向けて意見を交し合った。
道祖神の屋根ふき替え 池田町 相道寺自治会が作業

 池田町の相道寺自治会は11日、道祖神の屋根のふき替え作業を行った。雪が舞う中、会員が力を合わせ、代々続く新春恒例の作業に精を出した。
 屋根と骨組みを手早く解体し、スギやヒノキで新たに骨を組んだ。棒の長さや角度を念入りに調整しながらヒモでしばり、五段に組み上げた。住民の協力で編み上げたしめ飾りのおやす約800個を使って、屋根をふいた。
プールで体動かし介護予防 大町市老連 シニア水中運動教室開講

 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)は13日、本年度のシニア水中運動教室の開講式を大町スイミングスクールで開いた。運動しにくい冬の期間中に水中の全身運動で体を動かし、寝たきりにならない介護予防の実現をめざす。
 ことしは男女49人が参加し、最高齢は88歳の男性。3月13日まで、1人あたり計6回の講習で、インストラクターの指導のもとプールを利用した効果的な歩行やレクリエーションなどで体を動かす。
無病息災など願う 松川 鈿女神社で新春祈願祭

 松川村細野の鈿女(うずめ)神社で12日、新春祈願祭が開かれた。近隣の住民ら参拝者たちが神事を通じて、ことし一年間の無病息災や商売繁盛などを願った。
 神社は「天岩戸の伝説」で知られる、アメノウズメが祭られ、村の文化財に指定される。芸能の神としてもあがめられ、県外からの参拝客も年間を通じて訪れるという。
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