2015年1月23日(金)付

認知症時の金銭管理学ぶ 大町老連が幹部研修会

 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)は22、23の両日、幹部研修会を大町温泉郷立山プリンスホテルで開いている。老連の役員や各単位クラブ会長らが、認知症と金銭などの高齢者をとりまく課題を学んだ。
 社会福祉士で介護支援専門員の守屋幹雄氏が、「認知症になった時の金銭管理」と題して講演。認知症になった際には判断能力が落ち、財産管理での困りごとや悪質商法の被害などが発生する場合があり、それらの人々を保護・支援するために財産管理や協議などを代行する成年後見人制度について詳しく説明した。
冬の特産雪中キャベツ=@小谷村伊折地区で収穫・出荷

 小谷村伊折地区の伊折農業生産組合で「雪中キャベツ」の収穫・出荷が始まった。収穫期を真冬にあわせて土の下で育て、雪から掘り出して収穫される同村の冬の特産品。
 同地区では早くから栽培に取り組み、土づくりに工夫を加えて最高品質のキャベツを生み出してきた。近年ではスーパーや大手デパートなどに販路を広げ、豪雪地ならではの特性を生かしたキャベツのおいしさを広く発信している。
機能を集約 新拠点が完成 安曇野市役所新本庁舎でしゅん工式

 平成17年の合併以来の懸案だった安曇野市の新本庁舎・防災広場が、同市豊科新田の豊科近代美術館西隣に完成し22日、しゅん工式を迎えた。旧5町村の庁舎に分散していた本庁舎機能を集約することで、市民の利便性向上、効率的でスピーディーな行財政運営を可能とする市の中枢を担う新拠点が出来た。開庁は5月7日を予定。
園児とお年寄りが交流 大町くるみ保 お茶会でおもてなし

 大町市栄町のくるみ保育園(青島美どり園長)で21日、地域の老人クラブ栄寿会を招いたお茶会が開かれた。毎年恒例の老人クラブとの新年交流会にあわせ、ことし初めて実施。
 同園年長児27人は本年度、これまでに2回のお茶教室を八日町の裏千家上條宗弘さん、宗光さん夫妻の指導で体験している。最終日の同日、上達の披露を兼ねて開かれた。老人クラブの会員9人が園開放などに使う「みんなの広場」で、園児のたてた抹茶を楽しんだ。
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