2015年2月1日(日)付

高齢者 仕事で生きがい 信州草木染 木崎工房が発足
 大町市平山崎に、草木染の工場と販売施設「信州草木染 木崎工房」が立ち上がり、31日、地元住民や関係者を招き、内覧会を開いた。地域の染料を用いた草木染を通じて地域づくりに貢献し、リタイア世代の生きがいと収入につなぐ取り組みの拠点がスタートした。
 同工房は、閉店した元店舗(川端商店)を活用。地元の花や山野草、農家で捨てられる廃果・廃野菜などを素材に、ストールなどを染めている。60代の退職世代の女性を中心に、約10人がメンバーとなって染色に取り組み、市内の10か所以上で販売する。
歌を通じて地域貢献 松川カラオケ教室 チャリティー発表会

 松川村の匠歌謡教室(松田健治会長)は31日、第6回発表会を村すずの音ホールで開いた。歌を通じて地域福祉に貢献しようと、初めてチャリティーイベントとして開催。来場者から募った寄付金を村社会福祉協議会に贈る。
 ステージには教室のメンバーや中信地区のカラオケ愛好家ら約80人が出演、着物やドレスなど思いおもいの衣装に着飾り、自慢の歌声を披露した。会場の入り口には募金箱が設置され、出演者の家族や仲間ら来場者が、寄付に協力していた。
雪で遊び友情深める 姉妹都市 太地小と白馬北小

 白馬村と姉妹都市提携を結んでいる、和歌山県太地町の太地小学校(堀端勝之校長)の4年生21人が30日まで、同村を訪れ、白馬北小学校(石田周治校長)の児童たちとクロスカントリースキーや雪遊び体験を通じて友情を深めた。
 訪問は28日から2泊3日の日程。29日は白馬北小4年生54人と、白馬岩岳スノーフィールドで交流した。歓迎の開会式はレストハウス「ホワイトプラザ」で開き、児童が顔合わせをして打ち解けた。
「松田牛乳」使い料理 塩の道ちょうじやで講座

 大町市八日町の塩の道ちょうじや(黒川恵理子理事長)が主催する「食体験講座」は30日、地域で愛される地元の牛乳「松田牛乳」を使った料理講座を開いた。
 市内外から12人が参加。同市日向山の「cafe forest」の山形文子さんを講師に、牛乳をたっぷり使った「ミルクジャム」と「かにクリームコロッケ」の作り方を学んだ。参加者はコツのいるクリームソース作りに奮闘、おいしく作るポイントなどが伝授された。
道祖神風習伝える 小谷老連 園児と異世代交流

 小谷村の老人クラブ連合会は27日、小谷保育園の年中児と「道祖神」作りを行った。道祖神は村に伝わる小正月の風習。どんど焼きの会場に雪のほこらを作り、クルミの木を削った人形を供え、無病息災を願う。同クラブでは先祖代々伝わる独自の風習を、次世代の子どもに伝え、継承していこうと、毎年この時期に同園を訪問して指導している。
 地域の風習に詳しい、同会の相沢誠男会長と小倉千幸副会長が来園し、子どもたちと道祖神を作って異世代交流を深めた。
池田町図書館 入選作品 書写して展示 子どもが詠む短歌・俳句・詩

 池田町図書館は「子どもがつくる短歌・俳句・詩」の入選作品を展示している。町内の小・中学校・養護学校から応募のあった455点の中から選ばれた短歌・俳句・詩、合わせて28点が並ぶ。
 同作品展は、定型にとらわれない俳句を提唱した同町出身の小説家浅原六朗にちなみ、毎年行っている。
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