2015年2月3日(火)付

どんど焼きで復興祈願 小谷村中土で中谷雪祭り

 小谷村の中土観光交流センター・やまつばきを会場に31日、恒例のどんど焼き行事「中谷雪祭り」が開かれた。神城断層地震で大きな被害が集中した地域住民が、伝統行事を通じ心を一つにしようと、火祭りを復興祈願のイベントとして位置づけ実施。住み慣れた集落から離れて避難生活を送る住民もかけつけ、久しぶりの地域での催しを楽しみながら、燃え盛る炎に復興の願いを込めた。
「鬼は外、福は内」声響く

 2月3日の「節分」を前に、大町市と池田町の自治会や公民館、図書館で、ひと足早い豆まきが行われた。どの会場でも3世代が交流しながら伝統行事に親しんだ。


池田ポレポレ塾親子で鬼退治

 池田町公民館の家庭教育学級「ポレポレ塾」は31日、一足早い節分の行事を行った。未就園児と保護者ら約40人が参加し、季節の行事に親しんだ。
 「鬼は外ー」のかけ声に合わせて、段ボールでつくった鬼の人形の頭や口の中に玉を投げ入れ、父親たちがふんした鬼に向かって玉を投げつけた。「怒りんぼ鬼、泣き虫鬼やっつけられたかな?」と問いかけられ、子どもたちは元気よく鬼に立ち向かっていた。
大町図書館おはなし会も

 大町市の市立大町図書館(伊藤悦男館長)は1日、同館内2階会議室で「節分豆まき&おはなし会」を開いた。親子連れなど約40人が参加。伝統的な節分への理解を深めつつ豆まきの行事を楽しんだ。
大町の福祉ネット3世代交流


 節分にあわせ、大町市大新田町の小地域福祉ネットワーク「こだま」(今滝一登美会長)は1日、3世代交流会を地区公民館で開いた。住民約50人が餅つきや豆まきなどを楽しみながら、一年の無病息災を願った。
雪景色彩る 冬の祭典 大町 鹿島槍火まつり盛大に


大町市の冬の祭典「おおまち雪まつり」のオープニングを飾る、「鹿島槍火まつり」が1月31日、鹿島槍スキー場で開かれた。打ち上げ花火やスキーヤー100人による「松明(たいまつ)滑走」など、雪景色を彩るさまざまなイベントが行われ、多くの観光客でにぎわった。


全国のてるてる坊主ずらり 池田町でアート展作品一堂に

 池田町の「てるてる坊主の館 浅原六朗文学記念館」で、全国から集まった669点のてるてる坊主の展示が始まった。1階から2階に続く階段にぎっしりと個性が並び「てるてる坊主の故郷」ならではの雰囲気を演出している。
 展示のてるてる坊主は、町クラフトパークを会場に昨年8月22日から3日間開催した「第8回てるてる坊主アート展」で飾った作品だ。
 同館への展示は、町観光協会が企画。傘の下に仲良く揺れる紙コップで作ったてるてる坊主や高度な技術が伺える木彫りなどさまざまなてるてる坊主が一堂に展示されている。
トップページ 2月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2015 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.