2015年2月4日(水)付

地域を支える観光学ぶ 白馬中 1、2年生が冬の職場体験

 白馬村の白馬中学校は3日、冬の職場体験学習を村内スキー場などで行った。1、2年生155人が地元の基幹産業である冬季観光の舞台裏を体験し、地域を支える仕事の苦労ややりがいを学んだ。
 冬の体験学習は地域ならではの産業に対する生徒の理解を深め、郷土愛を育もうとはじまり3年目。ことしは村内のスキー場やスキースクールに加え、宿泊施設や温泉施設などにも業種を広げた。
力いっぱい鬼退治 小谷保 節分の豆まき元気に

 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、61人)で3日、節分の豆まきが行われ、園児が昔ながらの風習で厄除け開運を願った。
 この日のために園児たちはそれぞれが個性あふれる鬼のお面を作り、節分の行事を楽しみにしてきた。保育士から節分にちなんだ話を聞き、山田園長が「節分が終わると春が来ます。春になる前にみんなの心の中に住んでいる、悪い鬼を全部追い出して、元気に春を迎えましょう」と呼びかけた。
神城断層地震義援金で被災地支援
福島の被災地から感謝込め

 福島県南相馬市の市立鹿島小学校PTAは2日、神城断層地震で被災した白馬村と小谷村にそれぞれ、義援金4万3550円を大北PTA連合会を通じて寄付した。東日本大震災で受けた支援に対する感謝を込めて、バザーなどの売り上げ金から一部を贈った。
信州建築構造協会県に送る

 神城断層地震による、白馬村や小谷村などの被害状況を受け、信州建築構造協会(松本市・新井典夫会長)は1月30日、県へ義援金を送った。
 同日、新井会長や堀内浩常任理事、地元会員として大町市平の伝刀修司さんが県北安曇地方事務所の土屋嘉宏所長を訪れ、県内の会員約60人からの募金と会費をあわせた義援金10万円を手渡した。
中信マレット連仲間に激励

 中信地区マレットゴルフ連盟(中島睦会長)は1月31日、神城断層地震で住宅が全壊・大規模半壊した白馬支部・小谷支部の会員にそれぞれ見舞金を贈った。同じスポーツを愛する仲間の被災状況に心を痛め、中島会長が中心となって白馬・小谷を除く中信地区8支部の会員600人余に呼びかけ募金を募った。
白い息はき全力疾走 大町市平で雪上大運動会

 大町市の平地区子ども会育成協議会は1日、雪上大運動会を平運動場で開いた。子どもからお年寄りまで地区住民約200人が、そりを使ったレースやかんじきを履いての競走、雪だるまコンテストなど、雪国ならではの競技で地域の団結力を競った。
 大会は大町の自然環境を生かして子どもたちの健全育成と郷土愛の育成を図る伝統行事。ことしは分館に応じて編成した5チームが出場し、優勝を目指して総合得点を競った。
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