2015年2月6日(金)付

過去最高額となる可能性 小谷村臨時議会 除雪費6000万円を追加補正
 小谷村議会臨時会は5日、開かれた。平成26年12月に例年を上回る大雪に見舞われたことで、除雪費用が不足する見込みとなり、道路除雪事業費6000万円を追加した補正予算を上程した。
 除雪費は26年度一般会計の当初予算で例年並みの2億2125万円余。2、3月の降雪状況によっては、約2億8000万円に達する見込みで、過去最高額となる可能性がある。
 気象庁によると、村内では12月の降雪が昭和59年から平成22年までの平均値で、月間の合計が173a、最深積雪が70aとなっている。平成26年12月は月間の合計が374a、最深積雪が130aと例年の約2倍に達した。
いい厄除けになって エーコープ白馬店で豆まき

 白馬村ののエーコープ白馬店ハピアで3日、節分にちなみ豆まき大会が行われた。日ごろの利用に感謝を込め、地域住民や買い物客との交流を深めようと毎年実施している。大勢の利用客がつめかけ、福を求めて手を伸ばした。
 同店では福豆や菓子、野菜などたくさんの縁起物を準備。山岸研店長をはじめ、ことしの年男・年女の職員が壇上に上がり、「鬼は外、福は内」と威勢のいい掛け声を響かせながら、縁起物を投げた。
スキー技術と楽しさ伝える 大町競技底辺拡大へ小学生教室

 大町市教育委員会と市スポーツ推進委員会はこのほど、小学生スキー教室を爺ガ岳スキー場で開いた。若者のスキー離れが懸念されるなか、雪国大町ならではの競技の底辺拡大を図ろうと、市職員や委員が技術とともにスキーの楽しさを子どもたちに伝えた。
 教室は未経験者や初心者を対象に、24日と31日の2回開講。市内の小学1年生から3年生まで約60人が習熟度別の班に分かれ、道具の使い方やボーゲンなど基本からスキーを学んだ。
全日本「2年連続2冠」掲げ マスターズスケート池田町の那須さん出場

 池田町スケートクラブに所属する那須功宜さんは、青森県八戸市で13日開幕する第15回全日本マスターズスピードスケート競技会に出場する。今回で11回目の出場で、昨年の14回大会では男子Eクラス(65歳以上70歳未満)の1000bと1500bで2冠に輝いている。今大会の目標は「2年連続2冠」を掲げる。
 那須さんは今年もEクラスの2種目に出場する。昨年は、1500bで2分29秒11の大会新記録を出したことから、今年は1000bでの大会新記録樹立を目指している。
園児が豆まきで鬼退治 池田保育園で節分行事

 池田町の池田保育園(遠藤寿子園長、園児121人)は3日、節分の豆まきを行った。全園児が、楽しみながら季節の行事に親しんだ。
 保育士が、節分とは「季節を分ける意味がある」と説明し、「病気の鬼、怒りんぼうの鬼、やだやだ鬼」などを絵で紹介。「優しい神様が来ますように、みんなの中にいる嫌な鬼を退治してください」と伝えた。
 年齢に応じてつくった鬼のお面を身につけた園児は、「鬼は外、福は内」と豆まきにちなんだ歌を歌い、鬼のしぐさをまねたユニークな体操で盛り上がった。
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