2015年2月10日(火)付

市の定住促進協がツアー 雪国大町冬の暮らし体験

 大町市への移住を考えている人に、積雪や寒さの体験を通して移住への不安を解消してもらおうと、市定住促進協働会議は7、8の両日、「信濃大町冬の暮らし体験ツアー」を開いた。東京都や兵庫県、大阪府などから6組15人の家族が参加。雪かきやかんじきハイクなど雪国での生活を体験しながら郷土料理づくりや街歩きを楽しみ、大町市に親しんだ。
アイスキャンドルで彩る 10〜12日池田町クラフトパーク

 池田町観光協会は10日から12日までの3日間、町クラフトパークを無数のアイスキャンドルで彩る初のイベントを開催する。14日のバレンタインデーにあわせた企画で、同公園から一望できる大北の夜景とともに、ろうそくの優しい灯りで甘美な雰囲気を演出する。冬季の誘客を含め池田の新たな魅力として発信していく。
 会場は、町立美術館駐車場前の広場。町や観光協会の職員らがバケツを使い凍らせて仕上げたアイスキャンドル数百個を並べる。点灯は連日、午後6時から8時半まで。
雪中大根で栄養取って 白馬の菊岡さん被災者に贈る

 白馬村在住の菊岡勝さんは7日、村内仮設住宅で暮らす神城断層地震の被災者に、自宅の畑で栽培し収穫したての雪中大根を贈った。厳しい冬を乗り切るため、安心・安全の無農薬野菜で栄養を取ってもらおうと企画し、早期復興を願いながら手渡した。
 地域の身近な相談相手として、民生委員・児童委員を務める菊岡さんは、被災者支援のために何か自分にできることをと考え、家族や親せきにも好評の、冬の新鮮野菜の味を届けることを思い立った。
松川村消防団 100年の節目に決意新た 記念式典や展示行う

 松川村消防団(湯口誉団長、5分団・団員200人)は、大正3年2月11日の板取消防組結成以来、今年で100周年を迎える。記念式典は8日、村すずの音ホールで開かれた。歴代団長や団員ら関係者約150人が出席。伝統ある村消防組織の歴史を振り返りながら節目を祝い、地域防災力強化など地域を守る要としての決意を新たにした。
大町の雪原 光と音で彩る 「夢花火と音の祭典」開幕
温泉郷で毎週土曜夜開催 28日まで


 大町市の大町温泉郷の「夢花火と音の祭典2015」が7日から始まった。勇壮な太鼓の響きとともに打ちあがる花火に、高さ10b以上ある三九郎から勢いよく燃え上がる炎。一転、キャンドルやかまくらからこぼれる優しい灯り。雪に覆われた大町温泉郷を光と音で彩るイベント初日は、1000人を超える県内外の観光客らでにぎわった。
イルミで雪まつり盛り上げ 大町合庁がライトアップ

 開催中のおおまち雪まつりに合わせて、大町市の県大町合同庁舎職員は5、6の両日、同庁舎西側の道路沿いで、イルミネーションの光で夜の大町を照らした。
 雪の山に北アルプスをイメージしたイルミを合わせて中央に飾り、周囲に灯ろう風のイルミを並べた。「アルクマ」や「おおまぴょん」など、地域のキャラクターの手づくりの雪像も並んだ。
 イルミは県職員互助会北安曇支部の地域活性化事業の一環で、市内のイベントを盛り上げようと毎年行っている取り組み。11日のあめ市にも、ブースを出展する。
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