2015年2月14日(土)付

初庚申で7年ぶり御開帳 大町の大原町仁科庚申堂

 ことしに入り初めての「庚申(かのえ・さる)」の日に合わせ、大町市大原町の仁科庚申堂は13日、恒例の「初庚申」法要を開いた。ことしは平成21年以来の本尊・青面金剛尊の御開帳で、地域住民の健康や家内安全、五穀豊穣や商売繁盛などを祈願した。
 本尊の青面金剛尊は、松本城主下で組織された大町十人組組頭の油屋家の守り本尊だったものを江戸末期に譲り受け、大原に祭ったのが起源とされる。市内外から約100人が訪れ、7年に1度の御開帳された本尊に参った。
大町南小生の力作ズラリ 16日までいーずらで学校展

 大町市教育委員会が、同市仁科町のギャラリー・いーずらで開いている市内学校展は16日まで、大町南小の紙・木版画や絵など、全校児童の作品370点が壁面をにぎわせている。
 1年生から取り組んできた大好きなけん玉を題材にした2年生の紙版画や、初めての木版画で自画像を彫った4年生の「10歳のぼく・私」など、学年に応じた多様な版画が勢ぞろいした。
地域への愛着に感謝 大町 シンセ奏者 喜多郎を囲む会

 大町市にゆかりのある世界的なシンセサイザー奏者を迎えた「喜多郎氏を囲む会」は12日、大町温泉郷の黒部観光ホテルで開いた。大北各地から約50人が集い、感謝と今後の地域の盛り上げを誓った。
 大北地域で喜多郎氏とイベントを開いた北アルプス奉納太鼓実行委員会(倉科健一委員長)と喜多郎コンサート実行委員会(石曽根佐和江委員長)が主催。大北への協力に感謝し、地元の団体や、太鼓グループ、有志らと親睦を深めてもらい、地域の発展につなげようと企画した。
1年間の努力たたえる 松川村スポーツ少年団表彰式

 松川村スポーツ少年団(本部長=平林明人村長)は11日、表彰式を同村すずの音ホールで開いた。本年度から少年団に加入した北安南リトルシニアを含む小中学生21人に努力賞を贈り、1年間のスポーツへの取り組みや努力をたたえた。
 スポ少には柔道、剣道、サッカー、バレーボール、空手、リトルシニアの6種目に126人が所属。それぞれに活動を展開してきた。
初めての小学校体験 大町北小で来入児1日入学

 春の入学を前に大町市内の小学校で「来入児1日入学」が実施されている。大町北小学校(コ原嗣久校長)では9日、1年生との交流会を開催し、観劇や恒例のぶんぶんごま<vレゼンなどが行われた。
 来入児保護者会と同時開催され、受付を済ませた子どもたちは母親と別れ初めての小学校を体験した。1年生とペアになり、名前や保育園・幼稚園名などを自己紹介し合った。1年生は小さなお友だちの手を引いて体育館まで歩きながら「ここが職員室」「この渡り廊下を通って図書館に行けるよ」と校内の施設を案内していた。
みんなの願う大町に 西小6年生 市へアイデア提案

 大町市の大町西小学校(梅牧力校長)の6年児童48人が12日、市役所西会議室で「私たちが願う大町の未来」を発表した。子どもたちが日ごろ感じている疑問や市への希望をもとに市内を調査し、内容を市へ届けた。
 児童たちは3学期の社会科の授業で、2クラス混合で7〜9人ずつのグループに分かれて観光、商店街、公園、交通、除雪、ごみをテーマに調べてきた。発表は牛越徹市長と荒井今朝一教育長が耳を傾ける中グループごとに行われ、路上駐車の危険か所や街中図書館の充実、子ども流鏑馬をさらに盛り上げるためのアイデアなどを提案した。
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