2015年2月17日(火)付

三世代大会で囲碁のまちに 大糸タイムス杯初開催
 アルプス囲碁村推進協議会、日本棋院大町支部、大糸タイムス社は15日、第1回大糸タイムス杯三世代交流囲碁級位者大会を大町市東町のアルプス囲碁村会館で開いた。園児から80代まで幅広い世代が新たな大会で腕を競った。
 囲碁のまちづくりを掲げる大町市で、囲碁の普及と底辺拡大のために新たに設置された級位者の大会。小学生を主とした子ども20人、大人12人の計32人がエントリー。10級以下の紅組、11級以上の白組に分かれ腕を競った。優勝者にはトロフィーが贈られた。
和歌山 白馬村から100d運ぶ 那智勝浦町 「南の国の雪まつり」
 第20回「南の国の雪まつり」(同実行委員会主催)を前に14日、会場となる那智勝浦町役場駐車場に約100トンの雪が運び込まれ、雪山が作られた。同実行委員会の森川起安委員長は「子どもたちに楽しんでもらえる。はじける笑顔が見られることを期待している」と話した。
 太地町の姉妹都市、長野県白馬村からトラックで運び込んだ。昨年11月下旬に地震災害があったが、例年通り雪の提供を受けることができた。白馬村からは「雪を届けて楽しんでもらうことで、白馬が元気だということを見せたい」との話があったという。
 (和歌山県紀南新聞社提供)
「雪と火の祭典」盛大に 小谷村大網伝統と民俗の創作神事

 小谷村の大網地区で14日、「大網地区雪と火の祭典」が開かれた。同地区の伝統と民俗を織り込み、雨飾山をご神体とした山岳信仰から生まれた創作神事。約20人の男性が、ふんどし姿にミノ姿で霊峰・雨飾山の神の使いの鬼≠ノ扮(ふん)し、どんど焼きが燃え盛る炎の中で舞い踊った。

大火被災者に音楽でエール 大町「まちなかライブ」10年に
 店舗など11棟を全焼し3人の犠牲者を出した平成17年2月の大町商店街大火から10年が経過した。市内の有志でつくる「まちへ行こう!プロジェクト実行委員会」(柳澤和夫会長)は大火直後から、商店街でのライブ活動を通じ、まちなかのにぎわいを創出し被災者にエールを贈り続けている。
 同委員会は大火後、「商店街のために何かしたい」と集まった有志で発足。得意とする音楽で商店街を盛り上げようと17年6月から商店街を会場とした「まちなかライブ」を始めた。
 出演者は市内外と幅広く、フォークやロック、ポップスなどジャンル多彩に2か月に1回程度開催してきた。11日の大町あめ市ライブで開催66回を数える。10年にわたって、音楽という光を商店街に灯し続けている。
大切な人にメッセージを 大町温泉郷 夢花火と音の祭典でサプライズ

 大町市の大町温泉郷を会場に開催中の「夢花火と音の祭典」で14日、初めてのサプライズ花火が打ち上げられた。大町ミニバスケットボールクラブの保護者が、選手の小学生とコーチに日頃の感謝や励ましの思いを込め、メッセージと花火を贈った。
 サプライズ花火は温泉郷観光協会が地域のファンを増やそうと、イベントを通じた思い出づくりの場として企画。
東日本大震災復興願い 松川小 チャリティーコンサート
 松川村の松川小学校(森本浩正校長)6年生111人は13日、「復興と感謝」をテーマにした「元気っ子チャリティーコンサート」を村すずの音ホールで開いた。保護者や地域の人たちを前に、それぞれの思いを歌にのせて発表した。
 4年生の時から毎年続く3回目のコンサート。保護者や地域の人たちへの感謝の気持ちと、東日本大震災の復興への願いを込めた。復興支援活動の学習に取り組む6年生を中心にした有志らが、昨年東北の被災地を訪問した時のスライドを交えながら、福島の子どもたちのつぶやきや言葉を歌にした「群青(ぐんしょう)」の他、「ビリーブ」「ありがとう」など、8曲を披露。のびやかで美しいハーモニーを響かせた。
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